城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
【中学3年の夏休みが、なぜ高校受験にとって決定的に重要なのか】
碩学ゼミナールの衣笠です。
中学3年生にとって、夏休みは単なる長期休暇ではなく、~将来を大きく左右する「転機」~です。
この夏をどう過ごすかが、志望校合格への道を切り開くかどうかを決めると言っても過言ではありません。
私たちは、これまで数多くの受験生の歩みを見届けてきましたが、「夏に本気で取り組めた生徒」と「なんとなく過ごしてしまった生徒」とでは、その後の成績にも、進路にも、はっきりと差が出ます。
以下に、その理由を具体的にお伝えいたします。
________________________________________
①「時間」こそが最大の武器になる唯一の期間
夏休みは、他のどの時期よりも圧倒的に自由に使える時間があります。
中には、1か月で200〜300時間もの学習時間を確保する生徒もいます。
この時間をどう使うかが、その後の成績を大きく左右します。
普段の学習では手が回らない苦手分野や応用問題にも、本格的に取り組める──
それが夏という時期の強みです。
________________________________________
②中1・中2の基礎を総復習できる「最後の本格チャンス」
高校入試の出題範囲は、中1から中3までの全範囲です。
ところが、2学期以降は中3内容が一気に進むため、過去の復習に割ける時間は急激に減ってしまいます。
つまり、中1・中2の学び直しをするラストチャンスが夏休みなのです。
________________________________________
③基礎から応用へ切り替える“助走期間”になる
夏の学習を通して、基礎が「使える知識」として定着すると、秋からの応用演習にスムーズに進めるようになります。
逆に、基礎が曖昧なままでは、応用問題の正答率が伸びず、成績が停滞します。
夏の段階で公式・文法・語彙などを徹底して整理し、「わかる」から「解ける」へと実力を引き上げることが求められま
す。
________________________________________
④模試・志望校判定で結果を出す“前段階”になる
夏に努力を重ねた生徒は、9月以降の模試で目に見える成果を出すようになります。
偏差値が5〜10上がる例も少なくありません。
こうした結果は、生徒に「やればできる」という実感と自信をもたらし、以後の受験勉強に大きな推進力となります。
毎年のことですが、夏休みに頑張って力を付けた生徒は、10月の第1回県下統一
基礎学力テストで大きな成績UP!を実現しています。
________________________________________
⑤「覚悟」と「自学力」が育つ転機になる
夏に長時間の学習を経験すると、生徒は「自分の限界」を超える経験をします。
それが、勉強に対する向き合い方を変え、言われなくても自ら机に向かう自学力へとつながっていきます。
学力の成長と同時に、「やり抜いた」という実感は自己肯定感を高め、精神的にも大きく成長するきっかけとなります。
________________________________________
◆ 碩学ゼミナールの夏講座について
こうした理由から、碩学ゼミナールでは以下のような夏期講座を設けています。
• 午後1時〜4時の【3時間×14回】=合計42時間の特訓講座
• 8月10日〜13日の【毎日10時間】×4日間の「通塾合宿」
• 苦手科目の重点克服のための【個別指導講座】
講座と講座の合間も自習室で学習に励み、1日9時間以上塾に滞在している中3生も多くいます。
こうした環境の中で、~「長時間勉強することが当たり前」~になり、やがて本当の意味で「勉強の楽しさ」に気づく生
徒も出てきます。
そして、ある時ふと、自立して大きく成長したことが、保護者や講師の目からもはっきりと見て取れるようになるので
す。
_______
_________________________________
◆ Aさんの「通塾合宿」の感想より(※原文ママ)
________________________________________
Aさん
今回の「通塾合宿」の勉強の充実度 100%
「通塾合宿」の自分への満足度 100%
この4日間、通塾合宿をがんばって、大げさでなく、人生が変わりました。そして人生で一番、勉強という意味で充実した4日間でした。この合宿で自分の学力ややる気も成長したけど、一番成長したのは自分の心だと思います。
今までは勉強が終わっても、あ~疲れたとしか思いませんでした。だけど今回は確かにとても疲れたけど、それよりも達成感や充実感を感じていて自分でもびっくりしています。
この感覚や4日間で学んだことを忘れずにこれからも受験勉強にのぞんでいきたいと思いました。そして高校受験が終わった時に、今まで疲れたではなく、今までがんばってきてよかったと思えるようになっていたいです。
そして受験が終わって成功しても失敗しても、よくがんばったねと親や他の人から言われるくらいに、これからも勉強していきたいです。
________________________________________
◆ 最後に
「夏を制する者が受験を制す」──
この言葉には、私たちが長年の現場で感じてきた確かな実感があります。
夏休みを「なんとなく過ごす期間」にするのか、
それとも「自分を変える本番」として挑むのか。
その選択が、この先の人生を大きく変えていくことになるかもしれません。
生徒の皆さんが、この夏を有意義に過ごせるよう、全力でサポートいたします。
どうかご期待ください。
碩学ゼミナール
塾長 衣笠邦夫
参考資料 2025年3月時点 各高校の公式ホームページの発表
国公立大学合格人数【最新情報】(現役生合計!)
城東高校 162名(58.9%)(卒業生275名)
城南高校 168名(56%)(卒業生300名)
徳島市立高校 141名(44.5%)(卒業生317名)
城ノ内中等教育高校(城ノ内高校)86名(67.7%)(卒業生127名)
徳島北高校 150名(56.6%)(卒業生265名)
城北高校 67名(24.7%)(卒業生271名)
鳴門高校 21名(7.8%)(卒業生270名)
◎合格者は、全て正確な数字です。卒業生の人数が、HPの発表と比べてわずかに異なる場合が考えられます。
その場合、国公立大学への合格割合が0.5%程度変動する場合があります。ご了解頂ければ幸いです。
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校を経て、立命館大学経済学部を卒業。
大学卒業後は「保険毎日新聞」に記者として入社し、報道の現場で社会の現実を見つめる日々を送る。
その後、地元に戻り、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長を歴任。香川県下7校舎の統括責任者として、多くの生徒の進路指導に携わってきた。
現在も毎朝、水を2杯飲み、5分間の瞑想と8分間の感謝日記、
軽い筋トレで心と身体を整えることが日課となっている。
科学・医学・教育に関する専門書を好んで読み、授業計画では思春期心理学や実証的な教育実践の論文を積極的に取り入れている。
どれだけ経験を重ねても、学びを止めた瞬間に傲慢が生まれる。
それが生徒の信頼を失うことにつながると、常に自戒している。
また、「どれほど立派な授業をしても、生徒が本当に成長しなければ価値がない」との考えをもつ。
だからこそ、入塾した生徒一人ひとりに真摯に向き合い、
保護者のご期待にも、誠実に応え続けることを自身の使命としている。
座右の銘は、「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」。
趣味は読書と野球観戦。家族とともに、辛口カレーライスをこよなく愛す。
元認定教育コーチ、青少年育成協会元研究員。母親向けの子育てセミナーの講師も手がける。