城東高校・徳島北高校
城南高校・徳島市立高校
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
明日、中3生の保護者に対しての「保護者会」を実施します。
徳島県の高校入試について、基礎学力テストについて、
詳細に説明します。またその 保護者としてどのように対応したら
最も良い結果が生まれるか、医学的に教育学的にわかりやすく
解説します。
塾外生の保護者の方も参加を受け付けています。
ご希望の方はホームページの「お問い合わせ欄」からお申込みいただくか、
088―677―7232にお電話ください。
(緊急時連絡先090-2892-7232衣笠携帯)
よろしくお願いします。
以下保護者にお送りしたメールです。
保護者の皆さまへ
いつも大変お世話になっております。
碩学ゼミナール塾長の衣笠でございます。
中学3年生の1年間は、高校入試の対策にとどまらず、その後の「大学受験」に向けた最も重要な土台づくりの時期であると、私たちは考えています。
30年以上にわたり、数多くの生徒の進路に携わってきた中で、経験豊富な講師ほど口を揃えて申します──
「高校受験と大学受験は、まったく別物である」と。
高校受験では、ある程度の強制やスパルタ的な指導が一定の効果を発揮することもあります。
しかし、同じ方法を大学受験に持ち込めば、生徒の心が疲弊し、やる気を失ってしまうことも少なくありません。
だからこそ重要なのが、中学3年生という1年間です。
この時期に、「勉強って面白い」「努力すれば結果が出る」と感じられる成功体験を持てた生徒は、その後、高校でも主体的に学習を継続できます。
そして、気づけば大学受験に向けた勉強を、自分の意志で着実に積み上げていくようになるのです。
つまり、大学受験に向けた流れは、すでに中学3年で始まっており、中3の学びの質と姿勢がその後の数年を決定づけると言っても過言ではありません。
この時期に私たちが最も大切にしていることの一つが、生徒の自己肯定感を高めるということです。
「自分はやればできる」「努力には意味がある」と実感できた生徒は、多少の困難にも動じず、自分を信じて前に進む力を身につけます。
そうした内面の強さこそが、大学受験はもちろん、その先の人生を支える土台になります。
毎年、多くの保護者の方とお話する中で、「できれば国公立大学に進んでほしい」といった静かな願いをお聞きすることがたびたびあります。
そのお気持ちは、私にも非常によく伝わってまいります。
大学入試では、国立大学受験生の約8割が、共通テストで6教科8科目(1000点満点)に挑みます。
高校生活では、部活動との両立を図りながら、計画的に勉強を積み上げていくことが求められます。
その中で、学習のペースがつかめずに立ち止まってしまう生徒も決して少なくありません。
しかし、中3からしっかりと学ぶ習慣を確立し、「自分で考えて行動する」姿勢を身につけた生徒は、高校進学後も確実に伸び続けます。
昨年度、中学3年時から真剣に取り組み、高校進学後も勉強と部活を両立させ、今も充実した日々を送っている現高1の生徒たちの姿を見るたびに、私は改めて「中3の1年間がどれほど大切か」を実感します。
また、特筆すべき事実があります。
これまで中学部から継続して高校部にも在籍し、国立大学に合格した生徒たちの多くは、
中3の基礎学力テスト第3回で350点以上を記録していました。
その年の問題がやや難しかったことを差し引いても、ベテラン講師たちが口をそろえて言う「国立大学を目指すなら、390点~400点が目安」というラインが一つの現実です。
こうした数字は、決して脅しでもプレッシャーでもありません。
むしろ、「どの時期に、どれだけ本気になれるか」が将来を左右するという、信頼できる経験知の一つです。
そして、その「本気になる力」こそが、中学3年生の1年間で最も大きく伸びるのです。
碩学ゼミナールでは、各ご家庭の教育方針を尊重しながら、医学・教育学・心理学の知見も取り入れ、生徒の健やかな成長を支える指導を行っております。
大学受験に合格することはもちろん、その先の社会に出てからも「生まれてきてよかった」「育ててくれた親に感謝したい」と思えるような、心の土台を育てることを目指しています。
このたび、すでにご案内の通り、以下の日程で中3保護者会を開催いたします。
ぜひ、ご都合のつく時間にご参加いただければ幸いです。
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【中3保護者会 開催日程】
■ 7月13日(日)
【昼の部】14:00から16:00
【夜の部】19:00から21:00
また、13日がご都合の悪い方のために、短縮版を以下の日程で実施予定です。
■ 短縮版(ご希望に応じて追加開催)
・7月16日(水)19:00から20:30
・7月19日(土)19:30から21:00
※その他の日程をご希望の場合も、可能な限り対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
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なお、基礎学力テスト第1回の得点を大きく左右するのは、間違いなく夏休みの学習内容です。
これは、過去の指導データからも明確に裏付けられています。
今年の夏が、将来を左右するかけがえのない価値ある「受験の夏」となるよう、保護者会にぜひご参加くださいますよう、心よりお願い申し上げます。
令和7年7月9日
碩学ゼミナール
塾長 衣笠邦夫
参考資料 2025年3月時点 各高校の公式ホームページの発表
国公立大学合格人数【最新情報】(現役生合計!)
城東高校 162名(58.9%)(卒業生275名)
城南高校 168名(56%)(卒業生300名)
徳島市立高校 141名(44.5%)(卒業生317名)
城ノ内中等教育高校(城ノ内高校)86名(67.7%)(卒業生127名)
徳島北高校 150名(56.6%)(卒業生265名)
城北高校 67名(24.7%)(卒業生271名)
鳴門高校 21名(7.8%)(卒業生270名)
◎合格者は、全て正確な数字です。卒業生の人数が、HPの発表と比べてわずかに異なる場合が考えられます。その場合、国公立大学への合格割合が0.5%程度変動する場合があります。ご了解頂ければ幸いです。
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校を経て、立命館大学経済学部を卒業。
大学卒業後は「保険毎日新聞」に記者として入社し、報道の現場で社会の現実を見つめる日々を送る。
その後、地元に戻り、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長を歴任。香川県下7校舎の統括責任者として、多くの生徒の進路指導に携わってきた。
現在も毎朝、水を2杯飲み、5分間の瞑想と8分間の感謝日記、
軽い筋トレで心と身体を整えることが日課となっている。
科学・医学・教育に関する専門書を好んで読み、授業計画では思春期心理学や実証的な教育実践の論文を積極的に取り入れている。
どれだけ経験を重ねても、学びを止めた瞬間に傲慢が生まれる。
それが生徒の信頼を失うことにつながると、常に自戒している。
また、「どれほど立派な授業をしても、生徒が本当に成長しなければ価値がない」との考えをもつ。
だからこそ、入塾した生徒一人ひとりに真摯に向き合い、
保護者のご期待にも、誠実に応え続けることを自身の使命としている。
座右の銘は、「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」。
趣味は読書と野球観戦。家族とともに、辛口カレーライスをこよなく愛す。
元認定教育コーチ、青少年育成協会元研究員。母親向けの子育てセミナーの講師も手がける。