2022/05/19 (木) - ブログ

15日【 教育講演会 】報告!

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

県立上位高校合格のための保護者セミナー

名門公立高校・国立大学に合格するために
「小5、小6で親がやるべき本当のこと」

と題して

2022年5月15日(日)午後2時から4時まで
教育講演会を実施しました。

休日、日曜日の昼にもかかわらず15名の保護者の方が参加してくださいました。
深く感謝です。
講演の内容としてはまず
最近の受験事情としてセンター(共通)テストの県別平均点の推移を紹介しました。

徳島県は
42位(2012年)⇒43位(2014年)⇒44位(2017年)

⇒45位(2019年)⇒42位(2021年)となっています。

 

香川県の18位(2014年)・13位(2017年)と比べて、少し寂しい結果です。

 

また2020年11月の志願状況の
城東高校 119名オーバーや城南高校 学区内102名オーバー、学区外22名オーバーなどもお伝えしました。

 

その後、思春期の4つの特徴
・価値観の逆転
・夢・憧れを強烈にもつようになる
・自分のそばの[夢を具現化する人]のまね
・心のポート・心の港をもちたがる

これらを解説しました。

とくに、思春期は評価されるのを嫌う。ほめられることさえ嫌う。
ほめられることも評価の一つなので、というところには驚かれた方も
いらっしゃいました。

また、「甘やかさない」で「甘えさせる」重要性についてもお話ししました。
安心して羽を休められる場所はちゃんとここにあると気持ちや言葉で伝えてあげる
⇒これが、情緒を安定させる特効薬となる

 

アグネスチャンさんがスタンフォード大学の博士課程を修了して博士号を取得していることを紹介した上で、下記も含めて、いくつかの言葉を解説しました

・私はどんなに親子の仲が良くても、友達のような親子関係は望みませんでした。
親は親。子は子。子は親を敬う存在であってほしいものです。そのために
親は親らしくしっかり生き方を示し、子どもに恥じない人生を送るべきだと思っています。

 

・私は息子たちのセルフエスティームを高め、心に余裕を持たせるために、いつも「あなた
はあなたのままでいいよ。自分を信じて。あなたの可能性は無限大。一緒に良いところを
伸ばしていこうね」と言い聞かせてきました。
そして、「人に親切にしようね。自分を守るためには、人も守らなきゃいけない」と話して
きました。

 

その後
特別少年院の生徒に共通する3つの特徴と

「習慣化」の正しいやり方とコツ

ネイチャー誌に掲載された
頭の良さは、先天的要因と後天的要因がおよそ半々などを
解説しました

 

また今回は
ラグビーワールドカップで活躍した福岡堅樹さんの受けた家庭教育
(父は歯科医、祖父は循環器内科の開業医)が素晴らしく、その内容を詳しくお伝えしました。

とにかく、子どもに「自分の頭で考える」ことを徹底して育てていました

ここで
先日ご紹介したラグビー代表のメンタルコーチ
荒木香織さんの、選手の意識改革のために行った2つの印象的なことも説明しました

それは以下の2つです
1. 選手たちがお互いの長所や良いプレーをほめ合う習慣をつくった

2. ラグビー日本代表としての誇りを持つために
試合前に「君が代」を大きな声で歌えるように徹底的に練習した

 

その他、いろいろ織り交ぜて2時間ぎっしり講演しました。

参加された方は
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

最後に実施したアンケートでは回収できた分で

 

非常に良かった12    よかった1  普通0 良くなかった0

 

参加された方の感想(許可を頂いた方)

(すべて抜粋です)

A様
子育てが、幼児期が終わり次のステージになったことを日々感じており、先生の
講演会を聞けたことにより、子どもに対する接し方がいい方向に変わる気がします。
色々、子供たちにやってあげられること明確にしていただいたような気持ちです。
ありがとうございました。

 

B様
いつも(衣笠)先生は「長くなってすみません」とおっしゃいますが、思いっきり
話を聞きたいので、設定を3時間にしていただいてもいいかなあと思いました。

 

C様
子育てに関する考え方でとても参考になる内容でした。
学習塾として、生徒の学力を向上させ、志望校に入学させることは勿論ですが
生徒一人ひとりに寄りそい、人間的にも成長させる塾長様のお考えに非常に
感銘を受けました。
本日は本当に有難うございました。

 

森本様
印象に残ったところ
自己肯定感を育てることの重要性とその方法
頭の良さは、生まれ、育ちが半々であること
感想
衣笠先生の教育に対する熱意がとても伝わりました。

 

参加していただいた皆様
心からありがとうございました
衣笠

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。