城東高校・徳島北高校
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受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
【高校部 活動報告】徳島北高1・A君の伸び
(模試結果と学習プロセス)
高校部責任者の阪野講師より、日々の取り組みと模試結果について活動報告が届きました。
本人の許可を得ておりますので、保護者の皆様にも共有いたします。下記の「A君の報告本文」は、届いた内容をそのまま掲載します。
阪野講師から届いた指導記録!
【 A君 】(本人の許可を得て記載しています)
徳島北高校 高1 英数クラス
志望校:京都大学経済学部
《普段の勉強時間》
平日:3時間
休日:7時間
《碩学館のよさ》
・分からないところは何でも教えてくれる。
・自分のペースで勉強を進められる。
・英語や数学などの参考書をどのように進めるか細かく教えてくれる。
・自習しやすい環境が整っている。
《模試を頑張ろうと思ったきっかけ》
7月の進研模試で成績があまり良くなかったから
《夏以降の各模試の成績》
模試の問題難易度のイメージ
駿台模試>>>全統模試(河合塾)>進研模試(ベネッセ)
模試の点数と校内順位
【8月全統模試】
総合 377点/600点 学年12位
英語 144点/200 点 学年3位
数学 142点/200点 学年11位
国語 91点/200点 学年79位
(阪野のコメント)
夏休みに入ってから、模試対策の講習のついでに塾の自習室に頻繁に顔を出すようになりました。
模試で点数を上げるために何をしたらいいか詳細を聞き、こちらのアドバイス通りに参考書を進めてくれました。
英語は今後の英語学習の基礎となる単語・熟語や英文法などを徹底して復習しました。数学は「数と式」や「論理と集合」、「2次関数」の必答分野を何度も繰り返し、演習した。
直前には英数共に80%以上得点できるレベルまで到達していた。特に数学は過去問で90%近く得点できた回もあった。
本番では、英語では注力した英文法で満点(30/30)を取ることができた。得意な生徒でも英文法の満点はほとんど見ることはありません。
数学は「2次関数・2次方程式」の大問2題で、計算ミスなどもったいないミスがあり、実力を出し切れなかった。
夏休みを通じて、英数共に1学期に学習した内容を反復し、徹底的に基礎固めをすることができました。
【10月駿台模試】
総合 272点/600点 学年4位
英語 109点/200 点 学年5位
数学 127点/200点 学年1位
国語 36点/200点 学年 99位
(阪野のコメント)
駿台模試はかなり難易度の模試ですが、英数ともに全国平均を上回る健闘を見せました。
特に数学は、9月以降に一気に強化した「場合の数と確率」でも80%近く得点し、校内1位を獲得できました。
今回の鍵となった「場合の数と確率」は、独学で解説を読んでも理解しづらい単元です。
そこを講師の指導を通じて「なぜそうなるのか」という理屈まで深く理解できたことが高得点につながったと思います。
また、その他の単元も基礎?青チャートレベルの演習を徹底したことで、駿台模試でも通用する力を身に着けることができました。
【11月進研模試】
総合 234点/300点 学年1位
英語 79点/100点 学年4位
数学 88点/100点 学年1位
国語 67点/100点 学年12位
(阪野のコメント)
難易度の高い駿台模試の対策を経て、基礎力がより盤石なものになりました。
数学は、8月には課題だった計算ミスもなく(小問集合で見間違いの1ミスー4がもったいない)、今回は2次関数を含む大問3つを完答。
90%目前という高得点で再び校内1位を獲得しました。 英語では、全統模試に引き続き、文法はまたも満点で高得点を死守しました。
ついに総合でも校内1位を獲得することができました。夏の基礎固めが功を奏し、秋の実践演習で飛躍的な伸びを見せています。
《現在取り組んでいること》
・英数は過去問演習までのロードマップに従って、期限を守りながら予習を進めている。
・来年の京大オープンを高2ながら受験しようと考えているため、得意の英数は高2夏までに国公立大学2次試験レベル以上の実践力習得を目指し、予習している。
・数学は数Ⅰの入門問題精講⇒青チャートで予習している。
・英語は国公立レベルの英文法と英文和訳を習得済みで、今後は入試基礎レベルの長文読解演習に取り組む。
・英単語は現在LEAP1から1500まで覚えた、高1で単語帳一冊覚えきる予定。
8月【学年12位】➾10月【学年4位】➾【学年1位】
この推移は、才能だけで伸びたのではなく、「基礎の徹底」→「実戦演習」→「弱点の再修正」という、王道の学習サイクルを崩さず回し切った結果です。特に、難度の高い模試に正面から取り組んだことが、その後の得点を“盤石”にした点は、受験勉強の本質をよく示しています。
碩学館では、英語・数学に限らず、物理・化学・生物・国語(古典・漢文を含む)まで、受験に必要な科目を一貫して指導できる体制を整えています。質問対応に留まらず、学習計画の立て方、参考書の進め方、復習の設計まで、本人の状況に合わせて具体的に伴走します。
そして何より、本人が「腑に落ちる」まで、同じ単元を角度を変えて何度でも説明します。理解が曖昧なまま次へ進ませない——この積み重ねが、実戦で点になる力を育てます。
今回の成果は、A君が強い意志を持って自習室を活用し、阪野講師および医学部生講師陣の指導を素直に取り入れ、約束した手順を守り抜いたことの結晶です。私どもも大変うれしく思います。
今後も、目標が高い生徒ほど「基礎を丁寧にやり直す」姿勢を大切に、確かな伸びへつなげてまいります。
令和7年12月16日
碩学館
責任者 阪野東次郎
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校を経て、立命館大学経済学部を卒業。
大学卒業後は「保険毎日新聞」に記者として入社し、報道の現場で社会の現実を見つめる日々を送る。
その後、地元に戻り、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長を歴任。香川県下7校舎の統括責任者として、多くの生徒の進路指導に携わってきた。
現在も毎朝、水を2杯飲み、5分間の瞑想と8分間の感謝日記、
軽い筋トレで心と身体を整えることが日課となっている。
科学・医学・教育に関する専門書を好んで読み、授業計画では思春期心理学や実証的な教育実践の論文を積極的に取り入れている。
どれだけ経験を重ねても、学びを止めた瞬間に傲慢が生まれる。
それが生徒の信頼を失うことにつながると、常に自戒している。
また、「どれほど立派な授業をしても、生徒が本当に成長しなければ価値がない」との考えをもつ。
だからこそ、入塾した生徒一人ひとりに真摯に向き合い、
保護者のご期待にも、誠実に応え続けることを自身の使命としている。
座右の銘は、「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」。
趣味は読書と野球観戦。家族とともに、辛口カレーライスをこよなく愛す。
元認定教育コーチ、青少年育成協会元研究員。母親向けの子育てセミナーの講師も手がける。