2026/01/23 (金) - ブログ

《中3生》入試41日前の君たちへ!

城東高校・徳島北高校
城南高校・徳島市立高校
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

昨日、以下の内容の話を具体例を交えて中3生にしました。

 

《中3生》
入試41日前の君たちへ
― 自己肯定感と自己効力感の話 ―
いよいよ高校入試まで、あと41日。
この時期になると、誰の心の中にも不安が生まれます。

「このままで大丈夫かな」
「もし落ちたらどうしよう」
「本当に間に合うのかな」

こう思うのは、弱いからではありません。

本気だからです。
今日は、君たちがこの41日をどう過ごせば

いちばん強くなれるのか、その話をします。
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1.自信には2種類ある
まず、質問です。

「自信がある人」と聞いて、どんな人を思い浮かべますか。
頭がいい人?

成績がいい人?
できる人?

実は、自信には2つの種類があります。

 

自己肯定感

これは
「自分はダメな人間じゃない」
と思える心です。

テストで失敗しても、
思うようにいかない日があっても、
「それでも自分には価値がある」と思える力です。

 

自己効力感

これは
「自分はやればできる」
と思える心です。

努力すれば、
行動すれば、
結果を変えられると信じられる力です。
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2.入試で本当に必要なのはどっちか
入試で本当に強いのは、どちらでしょう。

答えははっきりしています。
自己効力感です。

なぜなら、入試で一番差がつくのは
「問題の難しさ」ではなく、
「心が折れる速さ」だからです。

自己効力感が高い人は、
ミスしてもこう考えます。
「大丈夫、次で取り返せる」
「まだ時間はある」

自己効力感が低い人は、
1問ミスしただけでこう思います。

「もうダメだ」
「自分には無理だ」

同じ学力でも、
この差が点数を大きく変えます。

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3.自己効力感は“才能”ではない
ここが一番大切な話です。

自己効力感は、生まれつきの才能ではありません。
頭の良さでもありません。

自己効力感は「記憶」でできています。
人はこうやって自分を信じます。

「前に自分はやった」
「努力して乗り越えた」
「だから今回もできる」

つまり、
自己効力感 = 「やり切った経験」の合計
です。

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4.今の勉強の本当の意味
だから、この41日の勉強の目的は

「難しい問題を解くこと」ではありません。

「自分はやり切った」と言える記憶を増やすこと

たとえば、
英単語を1000個覚えた
計算問題を3000問解いた
過去問を10年分やった

こうした数字は、
そのまま入試当日の心の強さになります。

本番、問題を見たとき、
君たちは無意識にこう思います。

「これだけやってきた自分が、
ここで負けるはずがない」

この気持ちが、

最後の1点を取らせます。
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5.不安は消さなくていい
不安をなくそうとしなくていい。

不安は
「真剣に生きている証拠」
だからです。

大事なのは、
不安があっても勉強を続けたという事実です。

それが、自己効力感になります。
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6.41日後、君たちはこう言えるか
入試当日の朝、
君たちが自分にこう言えるかどうか。
「不安はある。

でも、やるべきことは全部やってきた」
この言葉を言えた人が、
一番強い受験生です。
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最後に
今、君たちが机に向かっているその時間は、
ただ点数を上げるための時間ではありません。
「自分はやれる」という心を作る時間です。

この41日で、
自分を信じられるだけの証拠を、
一緒に積み上げていこう。

君たちは、
もうそのスタートラインに立っています。

 

令和8年1月23日
碩学ゼミナール 衣笠

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碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校を経て、立命館大学経済学部を卒業。
大学卒業後は「保険毎日新聞」に記者として入社し、報道の現場で社会の現実を見つめる日々を送る。
その後、地元に戻り、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長を歴任。香川県下7校舎の統括責任者として、多くの生徒の進路指導に携わってきた。
現在も毎朝、水を2杯飲み、5分間の瞑想と8分間の感謝日記、
軽い筋トレで心と身体を整えることが日課となっている。
科学・医学・教育に関する専門書を好んで読み、授業計画では思春期心理学や実証的な教育実践の論文を積極的に取り入れている。
どれだけ経験を重ねても、学びを止めた瞬間に傲慢が生まれる。
それが生徒の信頼を失うことにつながると、常に自戒している。
また、「どれほど立派な授業をしても、生徒が本当に成長しなければ価値がない」との考えをもつ。
だからこそ、入塾した生徒一人ひとりに真摯に向き合い、
保護者のご期待にも、誠実に応え続けることを自身の使命としている。
座右の銘は、「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」。
趣味は読書と野球観戦。家族とともに、辛口カレーライスをこよなく愛す。
元認定教育コーチ、青少年育成協会元研究員。母親向けの子育てセミナーの講師も手がける。