城東高校・徳島北高校
城南高校・徳島市立高校
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
現在の中3生の指導を振り返って
今年の中学3年生は、近年の中でも特に「勉強に向き合う姿勢」が課題の多い学年でした。
塾が全力で指導するのは当然のことですが、果たして例年のように「受験を通じて勉強の意味を知り、努力の価値を実感していく」姿にたどり着けるのか——正直なところ、当初は大きな不安を抱いていました。
しかし、大切なお子さまをお預かりしている以上、一度の失敗も許されません。
そこで今年は、講師陣の連携をこれまで以上に密にし、生徒一人ひとりに丁寧に寄り添いながら指導を重ねてまいりました。
その結果、全体の学習時間は昨年度を大きく上回り、第一の目標であった「第1回基礎学力テスト」では、多くの生徒が自らの成長を実感できる見事な成果を残してくれました。
もともと上位だった生徒はさらに飛躍し、学年1位や上位を獲得。
そして、コツコツ努力を積み重ねてきた生徒の中には、学年5位以内に躍進するという嬉しい報告が複数ありました。
決して強制やスパルタではなく、自ら計画を立て、「学習報告書」に日々の努力を記録し続けた結果です。
それはまさに、「自分で学ぶ力=自学力」が育った証だと感じています。
学年全体の雰囲気も明るく前向きになり、互いに励まし合う空気が生まれました。
この勢いのまま、全員が志望校合格を果たせるよう、最後まで責任を持って指導してまいります。
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今回、5年ぶりにホームページの「教育理念」と「塾長挨拶」を新たにいたしました。
しかし、その中に込めた思いは、開塾以来まったく変わっておりません。
半期を終えた今、まだ道半ばではありますが、これまでの指導を振り返り、反省とともに一つの手応えを感じております。
よろしければ、下記の「教育理念」と「塾長からのご挨拶」をご一読いただければ幸いです。
—— 碩学ゼミナール 塾長 衣笠邦夫
【 碩学ゼミナールの指導理念 】
お子さまが真に質の高い授業に出会ったとき、
学ぶ姿勢が整い、思考の深さが増し、理解が確かな自信へと変わります。
やがて生徒は自分の考えを言葉にし、挑戦を恐れず、粘り強く努力できるようになります。
その先には、自らの未来を描き、夢を語る力が育っていきます。
授業には人を成長させる力がある——私はその力を信じ、二十年にわたり理想の授業を探究してきました。
一つひとつの授業を、知識を伝えるだけでなく、生徒の思考を育てる場として積み重ねてきました。
碩学ゼミナールが目指すのは、学力を確実に伸ばすと同時に、人間力も育てる教育です。
努力の方向を見極め、自分を律し、目標に向かって歩む力を養うこと。
それが私たちの指導の中心です。
地域の皆さまの温かなご支援、保護者の方々の信頼、
そして共に子どもたちを支えてくださる多くの方々に、心より感謝申し上げます。
これからも、地域の子どもたちが成長と夢の実現を実感できる学びの場をつくり続けてまいります。
【 塾長からのご挨拶 】
お子さまが初めて塾の門をくぐるとき、
そこには期待と同じくらいの不安があるかもしれません。
しかし、その一歩の先には、確かな成長と、
これまで気づかなかった「新しい自分」との出会いがあります。
その一歩を支え、導くことこそが、碩学ゼミナールの役割です。
私たちは、生徒一人ひとりの個性を大切にし、
その中に眠る可能性を引き出すことを使命としています。
学校で常に上位を狙う生徒には、より深く考える力と、
全国の難関校にも通用する応用力を。
一方で、基礎に不安がある生徒や、学習習慣が定まらない生徒には、
理解の手順を一から丁寧にたどり、
「わかる」「できる」という確かな実感を積み重ねていきます。
碩学ゼミナールの講師陣は、単に知識を教えるだけでなく、
努力の方向を正しく導く“教育の専門家”として、
一人ひとりと真剣に向き合います。
そして、助言を受け入れる素直さ、自分を律する強さ、
最後までやり抜く粘り強さー。
この三つの力を育てることを、指導の中心に据えています。
授業では、生徒同士が励まし合い、競い合いながら学ぶことで、
学力だけでなく、人としての成長も促します。
感謝の心、挑戦を恐れない勇気、志を貫く力。
それらを日々の学びを通じて育てることが、
碩学ゼミナールの教育の本質です。
私たちは、すべての生徒に「できるようになる瞬間」を届けたい。
その瞬間の感動が、次の挑戦への原動力になると信じています。
真剣に学びたいという気持ちを持つ生徒に、
安心して全力を注げる環境を整えるー
それが、私たちの責任であり誇りです。
お子さまの努力が確かな成果につながる場所。
それが、碩学ゼミナールです。
【 中1から中3の入塾条件 】
SSクラス 学年成績10番以内程度
S1クラス 学年成績上位25%程度
S2クラス 学年成績上位50%程度以上の生徒
が入塾可能です

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碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校を経て、立命館大学経済学部を卒業。
大学卒業後は「保険毎日新聞」に記者として入社し、報道の現場で社会の現実を見つめる日々を送る。
その後、地元に戻り、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長を歴任。香川県下7校舎の統括責任者として、多くの生徒の進路指導に携わってきた。
現在も毎朝、水を2杯飲み、5分間の瞑想と8分間の感謝日記、
軽い筋トレで心と身体を整えることが日課となっている。
科学・医学・教育に関する専門書を好んで読み、授業計画では思春期心理学や実証的な教育実践の論文を積極的に取り入れている。
どれだけ経験を重ねても、学びを止めた瞬間に傲慢が生まれる。
それが生徒の信頼を失うことにつながると、常に自戒している。
また、「どれほど立派な授業をしても、生徒が本当に成長しなければ価値がない」との考えをもつ。
だからこそ、入塾した生徒一人ひとりに真摯に向き合い、
保護者のご期待にも、誠実に応え続けることを自身の使命としている。
座右の銘は、「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」。
趣味は読書と野球観戦。家族とともに、辛口カレーライスをこよなく愛す。
元認定教育コーチ、青少年育成協会元研究員。母親向けの子育てセミナーの講師も手がける。