2022/06/03 (金) - ブログ

中1・中2ハイレベル 「国語」講座開講にあたって

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

今月から、本格的な中1・中2の「国語」講座を開講するにあたって

保護者の方にご挨拶を兼ねてメールを送りました

 

中1・中2の保護者の方

 

お世話になっています

中1・中2の第一志望校合格の「国語」講座開講にあたり

国語に関する衣笠独自の考えを書きます

既に申し込まれた方にも読んでいただきたい内容なので

全員の方にお送りしています。

 

まだお伝えしていない方もいらっしゃると思いますので

今回に関連する部分だけ、簡単な自己紹介をします。衣笠は

城西中学、城北高校で新聞部の部長をしました。高校2年生までは

数学、理科が得意で、非常に理屈っぽかったので、大学は理学部に

進学するつもりで理系でした。高校の時の新聞部担当の佐野先生が

立命館大学出身でしきりに大学当時の話をしてくれたので影響を受けました。

当時、佐野先生は徳島県の高校の国語の教員の中で漢文の分野では有名な方で

尊敬していました。

将来の自分の仕事を考えたとき、理系よりも文系に強い興味があり高3の時点で

文系に転向しました。大学受験の常識から考えると遅い決断でしたが、今考えると

良かったと思います。

結果として、立命館大学経済学部に進学しました。どうしても大学4年間を京都で過ごしかったことと、京都大学への強い憧れがあり、かつ学力が(京大受験には)圧倒的に不足していた衣笠にとって立命館大学は本当の第一志望でした。

とにかく大学時代の初期は時間を惜しんで本を読むことに費やしました。お酒も飲みましたが、普段は寸暇を惜しんで読書をしていました。

分野としては小説というより、思想や哲学的なものが好みでした。その中でも仏教的な

考え方に魅力を感じてかなり本格的な勉強もしました。

大学の部活は、英米文学研究会に属していました。衣笠以外の多くの部員が文学部英米文学専攻で部員の半分くらいが、後に中学か高校の英語教員になっています。経済学部の授業はよく休みましたが、英米文学の研究活動に関しては大学1年から3年までの3年間無遅刻無欠席でした。また、大学3年の時には他学部にもかかわらず、会長(部長)として1年間活動しました。

卒業後は、東京の保健毎日新聞に記者として就職、当然入社試験に小論文があったので小論文の書き方も本格的に学びました。入社1年目には、会社の許可を取り、仕事が終わったのち、夜は新宿の「ジャーナリスト専門学校プロ専科」に通学しました。

帰省後、当時、徳島県で一番の規模の進学塾の小・中学部門で管理職をしながら、英語・国語・社会の責任者を兼務して、また数学講師として碩学ゼミナールでいうSSクラスの授業も行っていました。本当は理科の授業もしたかったのですが、会社から、いくら何でも一人の社員としては、仕事量が多すぎるとストップがかかりました。

寝袋を持ち込んで教室に泊まったりしていたのも40歳台のこの頃です。(とにかく休みも時間もなかったので)

 

現在も変わりませんが、一番多い質問が、国語の勉強方法に関するものです。

正直に言うと、国語の勉強方法はほとんど確立しています。学校でも、塾でもほぼ教えてくれないので、多くの生徒や保護者の方が知らないだけです。またその方法をお教えしても

ご家庭で実践される方は本当に稀です。それくらい国語の指導は手間暇がかかります。

また、国語力をつけると言っても、職業としての文章創作力をつけるのか、受験の得点力を付けるのかでは全く指導方法が異なります。当然、塾の「国語講座」では、実力テスト、基礎学力テスト、高校入試の得点力をつけることを目指しますが、目標達成までに必要な時間は生徒の状況によっても、また異なります。

小さいときから、たくさんの読書をこなして国語的体力がある場合、問題解法公式(テクニック)を教えて使えるようにすれば中3の1年間で確実に得点が上がります。しかし、読書量が不足して、語彙も豊富でない場合、国語体力から養っていかなければならないので、中3の1年間では時間が足りません。

国語力の不足は、他の科目にも顕著に現れます。

数学の文章問題が苦手な生徒、

英語の長文読解が読めないなどは、

実は国語力の不足が大きな一因であるとほぼ断言できます。

また理科の実験なども難解な条件が付く場合、国語力が不足している生徒は大変苦労しています。

中3で本格的な受験勉強を始めた時、国語力のある生徒は、毎年ほとんど全員計画通り実力テスト、基礎学力テストの5科目総合点が上がり余裕で志望校に合格して

います。それに引き換え国語が苦手で、かつ語彙不足の生徒は学年が上に行くにしたがって

複雑な問題に苦しみ大変な苦労をしています。

数年前、碩学ゼミナールから徳島市立高校・理数科(偏差値72)に合格したKさんは、徳島市内から碩学ゼミナールの国語を受講するために通っていました。当時は中3の9月から昼間の通常の国語と

苦手克服の秋元の「国語」と、なんと日曜日に衣笠の「国語」も開講していました。

Kさんはその3つの講座を最後まで全部受講して、途中から駅前の塾も辞めて、基礎学で

480点、入試本番で470点(本人への成績開示で判明)を越える点数を実現しました。

現在は体力的な問題で、衣笠の国語は行っていませんが、ほぼすべてに秋元講師と相談して国語講座を進めてもらっています。秋元の「国語」は実は衣笠の「国語」でもあります

現在、衣笠は中3の社会の教材を全て作成し、ほとんどの授業も担当しています。そこで

点数に顕著な差が出るのが、単なる暗記ではなく「資料読み」や「グラフの分析」の問題です。実際に教えてみるとわかりますが、これらの難問に強い生徒は国語力のある生徒です。

国語の講座のある塾はありますが、「国語の授業に自信がある」「国語の成績向上に責任を持つ」と断言している塾は少ないです。

徳島の国語講師で東京大学への合格実績がある有名な講師は3人います(東進などの衛星予備校ではなく実際の授業で)。その内二人の講師の方は自塾にも訪問いただいて、話をしていた時期もありました。

今回碩学ゼミナールで、覚悟を決めて中1・中2の「国語講座」を開講します。

残席は2です

満席になれば締め切りますが、締め切った場合にも「国語」の勉強方法に関してのご質問に

真剣にお答えします。質問を歓迎します。

以上よろしくお願いします。

令和4年5月28日

碩学ゼミナール 衣笠

 

 

幸いなことに、現在満席です。

ありがとうございました

衣笠

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。

毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。

元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親

セミナーも手がける。