城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
今年から中学の英語の教科書が改訂になりました。
以下は4月の導入段階に書いた文章です。
戦後最大の改定と言われる通り、大変な改定です。中1は小学校の内容を既習として作成してあるので、文法事項はおおよそ昨年の2倍の速さで進むように設定されています。
これでは、小学校で授業を受けたけれども十分定着していない生徒は大変です。PRO1の
前のPRO0(ゼロ)においても、canなど助動詞を使った英文がGet Ready1
だけで27文羅列してあります。このようなページがGet Ready4まで4ページあります。そしてそのあとに、ようやくアルファベットのページが現れます。
さてこのGet Ready1から4までのページを、あなたならどのように教えますか?
碩学ゼミナールでは、ここはかなり無理をして、きちんと全員が意味が分かるようになるまで説明演習しました。クラスの中には既に英検4級を取得している生徒もいますし、小学校は学校の授業だけだった生徒もいます。これらの生徒に全員満足してもらって、学校のテストでも当然100点を取れる授業を目指して実施しています。
昨年までの授業準備と比べると、準備時間が2倍近くかかります。今年からは開隆堂出版
(サンシャイン)の教科書では、英文にQRコードがついていて、本文CDが発売されていません。碩学ゼミナールのすべての教室には映像を流すために大型テレビが設置されています。しかし、今以上にリスニング環境を向上するために今回外部スピーカーを2台増設し、移動用のBOSEのスピーカーも導入しました。
今年4月から中1・中2の進学クラスの英語授業はすべて衣笠が担当しています。
特に力を入れているのが、英語の音読と短文、単語の暗記とリスニングです。昨年度、大学受験において初めての共通テストが実施され、リスニング問題の
難易度の急激な上昇に衝撃を受けた人も多いと思います。今後リスニング力は
大学受験の結果に大きな影響を与えることは間違いありません。
中学での塾の英語の授業は、単に高校受験のためのものではなく、高校進学後、
大学受験の着実な準備として実施されるべきだと思っています。
もちろん教科書の学習が最重要ですが、教科書を進んで、かつリスニングを
鍛えて定期テスト、実力テスト、基礎学テスト、高校入試・大学入試に備える
授業。年間計画を練りこむほどにリスニングに書ける時間が不足していることを実感します。
実際に授業では細かく指導しませんが、リスニング対策も兼ねて塾生に「英検」の受験を勧めて、その勉強方法を指導しています。
学年トップクラスの生徒で、中3の1学期で英検準2級に合格しておくと
その後の勉強がスムーズに進みます。
ここからは、5月28日現在の記述ですが
4月以降、試行錯誤しながら、ようやく新教科書の英語授業の標準形が定まって
来ました。
それにしても、満足できる授業にするためには、英語はとにかく多くの教材が必要です。
英単語帳2冊、英語構文テキスト1冊、中2・中3は発展文法テキスト
教科書準拠問題集3冊 本文暗記練習用・テスト本番用プリント集各1さつ
教科書解説授業用教材1冊 発売されている教科書には対応CD
英語が大好きになって、知的興奮にわくわくして、成績も最高に上がる授業。
その理想を追求してやまない七転八倒、もがきながら不屈の挑戦の日々です
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。