城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
中学3年の「特別な1年間」を授業の面から書き記してみます。
充実した学習環境と自学力育成を目指して
当塾では、板書講義と個別指導を併用し、生徒一人ひとりに最適な指導を行っています。
また、適度な宿題を課すことで家庭学習を習慣化し、授業での学びを深めることを重視しています。
クラス分けと教材の工夫
生徒の学力や学習進度に応じてクラス分けを行い、それぞれに適した教材を使用します。ただ「分かりやすい授業」を提供するだけではなく、生徒が感動し、復習したくなる授業を目指します。
その結果として、生徒が自主的に学習に取り組み、自学力を育むことが当塾の最大の目的です。
そのために「新中学問題集」など基礎学力テストの出題傾向と一致した自宅学習に適した教材を配布し、家庭学習の質を向上させる取り組みも行っています。
中学3年生の学習計画
4月から翌年1月の第3回基礎学力テストを目標に、体系的なカリキュラムを組みます。
1学期:「学習習慣の形成期」
1学期は、学習習慣の定着に重点を置きます。各授業ごとに前回の内容をチェックするテストを実施し、その成績優秀者は教室に掲示します。
このテストは、単なる実力測定ではなく、授業後の復習努力を問うものです。また、勉強方法や心構え、部活動との両立のコツも指導し、基礎学力の充実を図ります。
特に、
• 数学:中学1・2年の基本・標準問題の徹底演習
• 英語:文法の完全習得に加え、受験用英単語帳「システム英単語(駿台文庫)」および「英語構文180」の暗記テストを実施
不合格者については保護者へ連絡し、塾と家庭が一体となって学習を支援します。また、英語長文読解の個別指導を並行して行い、確実な読解力の向上を図ります。
さらに、
• 社会:教科書の内容解説に加え、選択式のチェックテストを導入し、授業中の理解度を即座に確認
• 理科・社会:一問一答形式の徹底暗記指導
各クラスごとにテキストの完全習得を目標とし、実力の底上げを行います。
学習状況の管理と個別指導
4月からは、全員に「学習報告書」の提出を義務付け、学習時間・学習科目・使用教材の記録を徹底します。これに基づ
き、個々の学習状況に応じたきめ細やかな指導を行います
(生徒が提出を忘れた場合は、その都度保護者の方にメールをお送りして提出への指導をお願いします)
また、特に数学・理科の深い理解が求められる分野では、数学・理科の責任者の川真田をはじめ、ベテラン講師が指導を
担当。「わかる喜び」を実感できる授業を通じて学習意欲の向上を図ります。
教科書の内容を深く掘り下げて解説して、根本からの理解を固め応用問題に対する土台を造ります。
また、生徒の自学力向上の鍵は「小さな目標の達成」です。自信とは「自分との約束を守ること」によって生まれるもの。
授業前には偉人の格言とともに各人が設定した成績目標を塾作成のシートに書き込んでもらいます。
例えば、先日の授業前には、
エイブラハム・リンカーンの「何歳まで生きたかは重要ではない。いかにして生きたかが重要だ」を
3回書き写した後に、各自の成績目標を書いてもらい、学習への意識を高めました。
定期テスト対策と学習習慣の確立
中間・期末テスト前の日曜日には、午後1時から9時までの「8時間テスト対策勉強会」を実施。55分学習+5分休憩のリズ
ムを守り、規則正しい長時間学習の習慣化を促します。1年生が最初に参加した際には、8時間勉強に慣れず疲れ果てます
が、2回目・3回目と続けることで長時間学習が当たり前の習慣へと変わります。この習慣が定着すると、通常の自宅学習
での長時間学習も容易になり、「中3の1月1日に自主的に『 10時間学習 』をやり遂げた生徒は志望校に合格する」という
先輩が作った「勉強・伝説」も現実のものとなります。
夏休み:基礎完成と応用力の強化
夏休み前には中3生の保護者会を実施し、成績向上のための家庭での具体的なサポート方法をお伝えします。生徒・保護
者・塾が一体となって、「夏休み」という受験の最大の山場を乗り越えるため、40日間の学習計画を立案します。
夏期学習時間の目安
• 1学期:1週間 1,500分(平日3時間+土日各5時間)
• 夏休み:1週間 2,940分(1日7時間)
• 2学期以降:1週間 2,040分(平日4時間+土日各7時間)
また、夏期には特別講座として、「42時間特訓講座」を午後1時から4時まで14日間にわたり実施。さらに、最大の特徴は
「通塾合宿」(8月10日~13日)です。1日10時間×4日間の勉強漬けの日々は、生徒に達成感と感動をもたらし、自信を築く
大きな機会となります。
合宿の特徴
• 参加者は、初日に志望校や基礎学力テストの目標を「所信表明」として発表
• ベテラン講師と若手講師を総動員し、1分ごとの綿密な学習計画を遂行
• 医学部生などの合格体験談を聞き、受験への意識を高める
(昨年8月の「通塾合宿」では徳島大学医学部2年のA先生の「小学6年生の頃は、土曜日・日曜日は塾と合わせて毎週10時
間は勉強していました」という発表に多くの塾生は大きな驚きを感じていました)
• 最終日には保護者への感謝の手紙を執筆し、努力を支えてくれる家族への思いを深める
毎年、合宿後に生徒が劇的に変化することを知っているからこそ、講師陣も大きな緊張感と共に全力で指導に臨みます。
「通塾合宿」の説明の最後に、以前ブログに書いた記事を紹介します。
また、少し調子に乗って、
当時の衣笠の「講師へ送ったメール」からもご紹介
『 「通塾合宿」が終わりました
現在13日(最終日)深夜の0時1分です。
今回の「通塾合宿」は今までで一番の試練でした。
中略
(参加者全員)を感動させて、熱狂させて、心の底から満足させることができるだろうかと8月に入ってから日々、あらゆる方法を
考えていました。紙にシュミレーションを何通りも書いて
その手法に反応する生徒の心の中を想像して、その方法で緊張感が保てるか?自分なりにトコトン検証しました。
中略
「通塾合宿」は生徒の反応や最後の感想シートからも先ず先ずの成功だと理解しました。
ホッとしました。正直、終了後の数日間は毎年「脱力感」から抜け殻のように過ごします。 』
学習サポート体制
通常授業の終了後の午後10時から30分間は質問タイムを設け、希望者はどの教科についても講師に質問可能。生徒の質問
は「信頼の証」と考えており、講師はどんな質問にも誠意をもって対応し、生徒が本当に納得のいく回答を提供します。
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ここまでの「まとめ」
当塾では、「授業に感動し、復習したくなる授業」を通じて、生徒が自主的に学ぶ力(自学力)を養うことを最大の目標としています。そのために、クラス分け・教材の工夫・個別指導・長時間学習の習慣化を柱とし、学力向上を支えています。
また、保護者との連携を密にし、生徒・家庭・塾が一体となって受験を成功へと導く指導を徹底しています。生徒一人ひとりが目標に向かって自信を持って努力し、確実に成果を上げられるよう、これからも全力でサポートしていく決意です。
(授業編は2学期へつ続きます)
入塾説明会のお知らせ
基礎学力テストや高校入試の「傾向の変化」、およびそれに対応した「効果的な学習法」について詳しくお話しする入塾説明会を実施いたします。
• 日時:3月8日(土)19:30~21:00
• 場所:碩学ゼミナール 2階教室
入塾の予定がない方も大歓迎です!
ご参加をご希望の方は、088-677-7232までお電話いただくか、碩学ゼミナールのホームページのお問い合わせページよりお申し込みください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
令和7年3月5日深夜
碩学ゼミナール 衣笠
◇普通の子どもたちが
勉強が好きになって、たくさん勉強して
成績学年上位になりました。
【 中3・基礎学3回 】塾生成績学年順位
《 学年順位ベスト10 》
A中学 1番 2番 3番 4番 5番 6番 7番 9番 9番
(成績ベスト10に9名!)
B中学 1番 2番
C中学 2番 3番
D中学 2番
E中学 5番
F中学 10番
【塾生37名中学年ベスト3に8名!
ベスト10に16名】
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。