2015/02/21 (土) - ブログ

基礎学中1数学100点が一転、……採点変更!

    城東・城南・城ノ内・徳島北高  受験専門塾

                           碩学ゼミナールの衣笠です

  

   前回、中1基礎学数学で、2年連続100点と書きましたが、採点基準が変更になったようで

   数学の答案が回収されて、96点になったとのことです。これは、塾としても初めての経験ですが

  生徒のために厳しく採点することには大賛成です。今回は残念でしたが、また今度、100点が

  取れるように頑張りましょう。

  

  また、英語に関しては、普段通り。中1Sクラス 10名中、100点が1名、98点が2名、97点が1名…

  とまあ、  いつも通り。

   

   意外なことに思われるかもしれませんが、碩学ゼミナールでは、単にテストの点が悪かっただけでは

  叱られません。テスト終了後に振り返り、どれだけ努力したか、計画的に正しい方法で勉強したか、

 

  勉強時間数は足りていたのか、勉強に取り組む姿勢は真剣だったか。    

                                          その過程をこそ問題にします。

  

    昨日も中3Sクラスで、激しく心の底から生徒に語りました

  

   「 高校に合格するだけが目的じゃないだろ、高校に進学して、勉強に、部活に一生懸命打ち込んで

    それにちょっと好きな人ができたり…充実した高校生活を送るために、高校行くんだろ。

    でもそれだけでないでしょう。大学目指す人は、頑張って大学入って、でもそれだけでもない

    でしょ。入ったら出ないかん。出て、自分のなりたい職業について、そこで活躍してたくさんの人に

    喜んでもらう!医者になるなら、たくさん勉強して、人間性も磨いて、多くの患者さんに喜んでもら

   

    う!それが自分の本当のやり甲斐につながるんでしょう。

      高校合格なんて単なる通過点だよ。高校合格だけを目的に勉強したらあかんよ!」と。

      これを書きながら、十数年前の長女との出来事を思い出しました。

     長女が中学一年の1学期の中間テスト。返ってきた英語のテストは100点でした。

     みなさんもご存知のように、中1の1学期の英語のテストは本当に易しくて

 

     100点取って当たり前のテストです。

      しかし、返却されたあと、長女は自分の答案に採点ミスを発見したらしく、

     自ら学校の先生のところにその答案を持って行って98点に訂正してもらったそうです。

      

        それを聞いた私は、日頃あまり自己主張しない長女のその行動が

         本当に心から嬉しくて、彼女に言いました。

        

          「 すごい。正直やなあ。偉いなあ… 」 

       

        それに対して彼女は

         「 そんなん、間違いがあったのに、訂正してもらうのは当たり前じゃないいの 」

       

      衣笠「 でも、黙っていたら100点のままだろ。だから、何も言わないで100点のままにして

           おく人も中にはいるんと違う? 」

     

              ………

                ………

       

       

           長女「 そんな人がいるなんて、      信じられない 」

           …………

               …………

        衣笠「 君はえらいなあ~。将来、君はきっと幸せになれるよ 」

        

          長女「  ………  」

      

          この素直で、正直で、おだやかで、疑いのない長女との語らい

             これが自分の中での

                   

                    

                          彼女との一番嬉しい、

                               

                                    一番大切な思い出です。

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