2024/03/28 (木) - ブログ

中学数学の教科書勉強量と灘中・灘高の数学進度!

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

灘中学・高校の数学の6年間のカリキュラムを見てみますと、
中1の【1年間】で、中1から中3の【3年間】の教科書内容を終了!

中2から高2までの【4年間】をかけて
高校【3年間】の数学を学習
(灘中学・高校では、高校3年間の数学を、4年かけて学習!)

そして、高3の1年間は、ひたすら難関大学の入試問題を演習・学習。

中学入試の問題に詳しい方は、納得がいくと思いますが、
中学入試の定番の数学問題集「エフォート」などでは、連立方程式の「食塩の問題」や速さの文章題、一次関数と図形の問題など、中学校の教科書のレベルを越えた内容まで、中学数学のほぼ全範囲が扱われています。

それ以上の難易度の問題の解法を習得した灘中生にとって、改めて、中学数学を学ぶために多くの時間を必要としないということだと考えられます。

また、一般的な指導者の認識として
数学の場合、教科書の学習量が【中1】の教科書が10、 【中2】の教科書が20、 【中3】の教科書が30と言われています。そこで、中1の間に【中1】と【中2】の教科書を終了すると、学習量は【30】。

次に中2で【中3】の教科書の30を学習すれば、中2までで中学の全範囲が履修できる。
本気で徳島市立高校理数科(偏差値70)を目指すのであれば、この方法が一般的。碩学ゼミナールから市高理数科に合格した塾生たちもそのように勉強しました。

これが、一般的な私立進学中学が中学2年生で中3の教科書(中学の全範囲)を終える理由です。

これだけ進度を早めないのであれば、中3で困らないためには、
中1の時から、教科書を越えた難易度の問題を勉強する必要があります。

多くの場合、中1の時点では、目の前のテストだけの対策をしてしまうので、中2の3学期から熱心に勉強しているのにも関わらず、成績が下降してしまうという(納得しがたい)現象がよく起こってしまいます。

それは、中2の2学期以降急激に難易度が上がる学校のテストの変化に対応できないからだと考えられます。

31日(日)、7日(日)の新中1中学部説明会では、
実際の新入生テスト、基礎学力テスト、徳島県の高校入試を見ていただきながら、無理なく中1から計画的に勉強していく方法をご説明します。

お時間が合えば、是非ご参加ください
参加希望の方は、ホームページからメールで申し込まれるか、電話でお申し込みください。
電話088-677-7232   【緊急】090-2892-7232

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。