徳島では,1月9日に全県一斉の基礎学力テストが実施されました。数学、英語が難しく塾生も思うようには得点が出来ていない様子です。
この第3回基礎学力テストの結果は、志望校決定に最も影響するので毎年塾全体で勉強の計画を立てています。
その中の一つに、「12月24日と1月1日には10時間勉強しよう!」という企画があります。単純なことで、クリスマスとお正月つい気を緩めてしまうこの日に、
塾の授業と自宅学習を含めて1日10時間勉強すれば、他の受験生に気持ちで負けない。自信がつくというもの。特に1月1日は、全部自宅学習になります。
まわりの家族の了解を得て、一人孤独に勉強に打ち込むことが目標です。
昨年は、生徒に衣笠の12月31日から1月3日の授業までの行動記録を全部
1時間単位で報告するので、真剣に「お正月10時間勉強に挑戦せよ!」と何度も何度も伝えました。
今年も、昨年お正月に10時間(正確には606分)勉強して9月から実力テストが130点UPした先輩の例など繰り返し、リアルにかつ強く説明して「お正月勉強作戦」の実行を迫りました。
その結果、お正月明けの詳しい勉強報告で26名中11名が1月1日 10時間勉強を達成していました。なお、たぶんこのブログを読んでくれているO中学の
F君は勉強時間9時間でとても残念がって、報告書の中で絶叫していたことをお伝えしておきます(笑)
その上で、基礎学テスト結果発表のあった後衣笠が生徒に伝えたことは、「人は失敗を乗り越えて強くなる。テストの結果は、きちんと受け止めて、気持ちを切り替えよう。」
「2月20日高校出願直前の実力テストで限界まで100点UPしょう!」
「志望校なんか関係なく、《奇跡だ!》と言われるくらい点数あげたらカッコいいやないか!諦めなかったら奇跡は起きる!!」ということでした。
こんな とんでもなく無茶苦茶な提案を真剣に聞き、その達成に向けて積極的に反応してくれた生徒に対して、心から感謝しました。彼らの確実な成長をしっかり感じながら。
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