塾生の保護者の方から要望があると、積極的に三者面談や保護者との面談を実施しています。その後の様子を見てみると、まずまず効果はあるようです。その中で、保護者とお話しする際は次の3点をしっかりと伝えるようにしています。
①「親は心から、子供を大切なものと思っている」と子ども本人が理解し、納得のいくよう接すること。そのことを繰り返し繰り返し伝えつ続けること。
子どものためと思って、子供に注意し続けた結果、子供が自分は愛されていないと誤解してしまっている例を何例も見てきました。
②どんななことでも、ルールを守ろことが大切。そのことを本人に納得させること。(我慢の大切さを教えること) 大人が感情的にならず、子供にルール(約束)を守ることの大切さが伝わるように接すること。子供がルールを守ることができるように、我慢を教えること。(今の親は、子どもの要求を聞いてあげることが子どもに愛情を注ぐことだと勘違いしている人が多い。)根気強く、粘り強く、子どもが我慢を続けられるようにサポートするべきです。
③子どもに対して、お前は本当はすごい才能を持っていると伝え続けること。たとえ現状が、全く駄目でも、ほとんどの子供は親も驚くほどの才能を秘めています。まず、そのことを親が信じ、子どもに繰り返し繰り返し伝えていくことが大切です。
たとえば、②の我慢を教えるために、子どもを感情的になって度々叱ったら、子どもは、自分は価値のないダメな存在と考えてしまいます。
逆に、子供の要求(わがまま)を、簡単に聞いてしまう習慣ができると子どもは少しのことでも我慢が出来なくなり、俗に言うすぐキレルかまたは意外にも自信のない子どもに育ってしまいます。
心理学でほぼ証明されています。「我慢する力は、頑張る力と同じ。」
我慢する力がつけば、自分の立てた目標に向かって、自信を持って進んでいけるようになります。
ほかにもたくさん、伝えたいことはありますが、まず上記3点を伝えています。
衣笠
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