中3クラスの授業前に話をしました。
これからの成績UPには心の安定が必要。
心が安定していて初めて、本当に勉強に集中できる。
そのためにやってほしいこととして、次の3つを紹介しました
1.自分が目標を達成した姿を頭の中でイメージ(想像)すること
志望校に合格して、その高校の制服を着て校庭を歩いている姿
志望校に合格して部活で活躍している姿、志望校の合格通知を見て
飛び上がっている自分の姿。
何でもいいので、自分の目標を達成した姿を、一日3分、毎日イメージする
こと。人は頭に描いたイメージ(映像)に近づくように準備、行動を起こす本能
がある。目標達成した自分の姿を繰り返しイメージすると、失敗の恐怖が
うすらぎ、安定して目標達成のために努力を続けることができる
2.感謝の心を持つこと
毎日寝る前に3分間その日一日感謝することを探す
最初は、当たり前の一日だったし、取り立てて感謝することなんかないと考え
3分考えても1行しかかけないかもしれない。しかし我慢して一週間続けて
ほしい、両親への感謝。健康な自分の体への感謝。友人への感謝など自分
でも驚くほど多くの感謝の心がわきあがってくる。そうなるとイライラや悲観的
な気持ちがなくなり、素直な気持ちで勉強に取り組めるようになる
3.他人のためになることをする
一番いいのは、やることを決めて毎日10分くらい家のお手伝いをすること
「受験で忙しいのに、そんなことしている暇がない」という人もいると思う。
だが、その人は本当に10分の時間がないのではなく、すでに心に余裕が
なくなっている。焦って勉強してもいい結果は生まれない。
成績を上げるというのは、自分のためのこと。人は、自分のためだけのこと
に長時間取り組んでいると、心がせまくなる。お手伝いをして、日頃世話に
なっている親に感謝されたりすると、心が温かく広くなっていくような感じにな
る。そうなれば、心は安定して未来に向けて進みだすようになる
受験本番が近付くにつれ、塾生には、毎回、毎回「親孝行をしろ。親孝行をし
ろ」と教えています。
「 親孝行と家のお手伝い。これは、受験合格のための最高最強の
戦略である 」
このことを、中3生が親への感謝とともに心から理解するまで、毎年、本当に
何度でも、何度でも授業の前に語っています。
衣笠
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