2020/09/27 (日) - ブログ

模試・復習の仕方について


 城東高校・徳島市立高校理数科
  県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
   受験專門塾
      碩学ゼミナールの衣笠です。

生徒から模試の復習の仕方について質問が出たので答えました。
もっと詳細な部分については、後日、伝えます。
お世話になっています。
本日は、中3生の基礎学力テスト対策の補習を
午後1時から午後9時まで実施しています。
その中で、生徒の質問に答えましたが
全員知っておいて役に立つと思うので全員にマメールします。

【質問】
国語、数学、社会、理科、英語の模試・テストなどの効率的な見直し(復習)の仕方を
教えてほしい

【衣笠の回答】

この質問に長年、しっくりとくる回答がありませんでしたが
いまは、かなりの自信をもって回答します。

「自分の点数を20点UPできる問題を復習(見直し)して、何度も勉強して
次に同じような問題が出たら、必ず解けるようにする」です(衣笠の確信)

具体的に言うと
育伸社模試の社会が60点だったら、最後まで迷って間違った問題や
答えを見て、悔しかった問題など20点分を選んで徹底的に復習する。
あと少しで解けた問題なので、自分で復習もしやすいです。
それでは、残りの復習しなかった20点分はどうするか。もちろん無視
です。現在60点なら、まず最速で80点を取れる方法で勉強するべきです。

現在70点を取っている科目は、難問の10点分の問題を無視して
得点源になる20点分の問題を、見た瞬間【解法】がうかぶくらい
徹底的に復習することが重要

それ以外は、今勉強しているテキストを、もっとしっかり勉強した方が
効率が良いです。ある程度、基礎ができていれば、少なくとも80点くらいは
取れるので。

例えば、答えを見ても解き方が理解できない数学の問題は
最低でも時間をおいて3回は復習しなければ「得点源」にはならないので
1か月以内のテストで点数を上げるためには、非効率な勉強方法です。

ただし、5か月先の入試で高得点を目標にする場合必要な問題です。
この先を考えてハイレベルな問題に取り組むというのは、余程計画的で
向上心がある生徒でないとできません。そこで、講師がクラスに応じて
問題を選んで授業で演習します。つまり授業で解いた問題を完璧に復習することが、最も効率的な勉強方法と言えます。

15年も前ですが、高松で教えていた時のAさんはあまり理解が速くありませんでした。難問は、何度も聞いて、質問して、やっと理解できていました。
しかし、1年間に何度塾の復習をしても、いつも全問正解でした。1年間
復習テストで、1問も間違いませんでした。

香川県のトップ高校・高松高校に進学しましたが、さすがに高校に行ったら
理解の速さが要求されるので、苦しむだろうと全講師が思っていたし、話題にして心配していました。

しかし、結果は、第一志望大学の大阪大学に見事現役合格しました。
講師全員、心から驚くとともに
復習のもつ「偉大な力」を再確認しました。

以上の事ぜひ参考にしてください。

令和2年9月27日
碩学ゼミナール 衣笠

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。