2014/09/16 (火) - ブログ

第一回基礎学テストの傾向と対策 数学

 今日の数学の授業で、第一回基礎学対策及び大麻中学の前期期末テスト対策として、「平方根」と「2

次方程式」の演習をしました。

第一回基礎学の過去問も解いたのですが、平成22年の5番は規則生を見つけ出し、2次方程式をつく

り、解の公式で解く問題でした。

計算自体も難問で、ルートの中が17689となり、素因数分解をしてルートを外すことが出来るというもの

で、この計算の難解さは生徒も解法を聞いてちょっとびっくり、少し呆れるという程のものだと思います。

徳島県の場合、第一回基礎学力テストの「 数学 」で、学年上位に入るために最も重要な問題が「連立

方程式」で、ほぼ毎年標準的な難易度なので、これは絶対に正解したい。

次のポイントは、「一次関数」の問題。他の分野と比べ難問が出やすい分野なので、日頃から教科書レベ

ル以上の問題をどのくらい解き込んでいるかで、大きな差が出る分野です。

最後に、徳島県の基礎学力テストの場合、「規則性」の問題に難問が出題されることが多い。今日演習し

た平成22年と同様に平成23年の4番も規則性の難問と言って良いと思う。

以前、この問題を大学生にとかせたところ、高校数学の数列の公式を使って解いたので、中学用の解き

方をくわしく指導しました(笑)

碩学ゼミナールには、全国の入試問題から「規則性」の問題が基礎~標準~難問合わせて75題準備し

てありますが、普通ではなかな良問がないので、対策としては書店で「規則性」の問題を載せている問題

集を何冊か購入して、繰り返し解いていく必要があるでしょう。

ただ、この時期に「規則性」の難問が解ける生徒は、今までにかなりの量の受験勉強をこなしてきた生徒

だと言えるでしょう。

「規則性」の問題には、ハッキリとしたパターンがあるので、第三回基礎学までにはどのパターンの問題も

解けるように練習を積んでいくべきだと考えています。

ちなみに、現在の高校3年生が中3の時の基礎学第3回に規則性でかなりの難問が出ましたが、授業中

にほぼ同じ内容の愛媛県入試の「規則性」の過去の問題を4回繰り返しといていたので、Sクラスの4分

の3の生徒は本番で正解していました。

これからは、基礎学1回~3回~入試と傾向をしっかりと研究した上で、計画的に学習出来るかどうかで

本番の点数に今まで以上に大きな差がつくと思います。

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