2014/10/13 (月) - ブログ

第一回基礎学力テスト 「国語」の感想(秋元)

全体に読みやすい文章で、内容は読み取りやすい

1番 小説の読解

  (2)「熟語の成り立ち」や(6)「慣用句・言い回し」は、苦手な人が多い問題。

  音読み・訓読みの再確認をし、熟語の構成についても復習しておく必要がある。また、日頃から

  音読をしたり読書をしたりすることで言葉に興味を持つことが大切だ。

  その他の設問は、授業中よく言っている文の基本、「いつ・どこで・誰が・何をした・気持ち」また

  その変化を抑えながら読むと難しくはない。

2番 説明文の読解

  (2)部首・行書の問題は、「くさかんむり」を書かせるという筆順の変化を問われる少し難しい問題だ。

  しかし、去年の入試にも同様の問題が出たので書写の教科書を復習しておくとよい。

  (3)「動詞の活用の種類・活用形」の問題は、苦手な人が多いが、下一段・サ変や連体形・仮定形は

  見つけやすい問題。

  その他の設問は、日頃の塾の授業で使用しているテキストをしっかり解いていればできる問題だ。

3番 古文の読解

  「枕草子」と馴染みのある文で読みやすい。

(3)古語の意味を問われる問題はよく出るので、「うつくし」以外にも「をかし・あはれ」など古文テキスト  

  重要古語を読んで覚えるとよい。

  古文も音読をして日頃から慣れておくと内容を理解しやすい。

                                        (碩学ゼミナール 国語主任 秋元) 

 衣笠⇒数年前は国語の難易度が高く、国語の点数で5科目順位が大きく入れ替わることがあった

     が、今回は標準的で素直な問題であったと思う。特に、説明文は例年に比べ基礎的で親しみ

     やすい文章だったので、ここで点を落とすと大変残念である。

          

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