2025/12/01 (月) - ブログ

第2回基礎学力テスト「数学」傾向分析!(川真田講師)

城東高校・徳島北高校
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 受験專門塾
  碩学ゼミナールの衣笠です。

数学の責任者・川真田講師が第2回基礎学力テスト「数学」の分析を書いたので
紹介します。衣笠

 

2025年11月12日実施
第2回:基礎学分析

【中3:数学】
数学 責任者・ 川真田 渉

今年の基礎学第2回の数学は、トータルの難易度としては、例年並みではないかと思います。
一部難問も見られますが、総じて点は取りやすい問題だと思います。

個々に問題を分析していきます。

 

大問1は小問集合の問題でした。問4のyの増加量を求める問題は変化の割合と勘違いする生徒が案外いるので、要注意です。また問5のその年の西暦を使う問題は、少し難しかったかと思いますが、入試問題でよく見られます。今年の2025は45の2乗で問題を作りやすいので、入試でも出題される可能性はあると思います。

 

大問2の数字に関する連立方程式の利用の問題でした。
問1、問2はできた人も多いと思います。問3の二元一次方程式で解を求めるパターンは、問題集ではあまり見かけませんが、基礎学(特に第1回)ではよく出題されています。過去問で練習できていた人はできた人も多かったのではと思います。

川真田はそれをわかっているので、過去問の演習時には、式が1つしか立てられないときは、二元一次方程式を思い出すよう、しつこいくらいに指導しています。

 

大問3は2次関数の問題でした。
問3まではできた人が多かったと思います。

問4の三角形の面積比を答える問題は、底辺を共有しているときは等積変形を使うことが多いですが、三角形の一つの頂点をx軸、y軸に移すという発想は、難問でよくあります。

ひらめくかどうかは、その人の難問を解いた経験値によるところも多いので、日ごろからいろんな問題に触れて、いろいろな考え方ややり方を自分のものにしておくことは大事です。

 

大問4は陸上のトラックに関する問題でした。トラックの問題は過去に徳島県入試にも出題され、その後中2の基礎学に出た問題です。入試の過去問に現段階で取り組んでいる人はほとんどいないと思いますが、中2の基礎学の過去問で練習経験のある人なら、やったときのことを覚えていたらできたのではないでしょうか?

いろいろな過去問でトレーニングすることは、あまり一般的な問題集で出てこない問題の練習ができるので、より高い実力をつけるのに効果があると考えられます。

 

大問5は図形の問題でした。
問1、問2は難易度低めなので、得点したい問題です。

問3のABの長さを求める問題は、辺の条件がほぼなく、具体的な長さが全然な上、三角形の面積だけ与えられていました。普通に考えたら求めるのは難しいですが、三角形の面積がABを含む正方形の面積のいくつ分かになるのでは?という発想ができたかどうかが勝負の別れめになります。

結局、正方形の面積がABの2乗になるので、与えられた三角形の面積と関係があると考えるのが筋ということになります。

 

ただ、本来はその推測の根拠を一つ一つ確認してから答えを出すべきですが、その見極めが難しい上、テスト時間も限られているので、ある程度こうなるかも?という見込みで答えに寄せていければ、正解できたかもしれません。

いずれにしても、この問題は正解率が低かったと推測できます。

 

基礎学の数学は、総じて大問の最後は難しいので、それ以外でいかに失点しないかが高得点を安定してとれるコツになると思います。

 

最後の問題ができなかったという生徒の多くは、実際にはそれ以外のできるレベルの問題でもけっこう失点しているものです。

 

取れる問題を確実に取る、当たり前のことを普通にできるようにしていくことが大切です。

 

【 中1から中3の入塾条件 】
SSクラス 学年成績10番以内程度

S1クラス 学年成績上位25%程度

S2クラス 学年成績上位50%程度以上の生徒

             が入塾可能です

 

1日体験・授業見学受け付け中!です。

 

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碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校を経て、立命館大学経済学部を卒業。
大学卒業後は「保険毎日新聞」に記者として入社し、報道の現場で社会の現実を見つめる日々を送る。
その後、地元に戻り、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長を歴任。香川県下7校舎の統括責任者として、多くの生徒の進路指導に携わってきた。

現在も毎朝、水を2杯飲み、5分間の瞑想と8分間の感謝日記、
軽い筋トレで心と身体を整えることが日課となっている。
科学・医学・教育に関する専門書を好んで読み、授業計画では思春期心理学や実証的な教育実践の論文を積極的に取り入れている。

どれだけ経験を重ねても、学びを止めた瞬間に傲慢が生まれる。
それが生徒の信頼を失うことにつながると、常に自戒している。

また、「どれほど立派な授業をしても、生徒が本当に成長しなければ価値がない」との考えをもつ。
だからこそ、入塾した生徒一人ひとりに真摯に向き合い、
保護者のご期待にも、誠実に応え続けることを自身の使命としている。

座右の銘は、「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」。
趣味は読書と野球観戦。家族とともに、辛口カレーライスをこよなく愛す。

元認定教育コーチ、青少年育成協会元研究員。母親向けの子育てセミナーの講師も手がける。