2024/03/27 (水) - ブログ

新中1説明会と文部省「英語」4技能テスト報告!

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

文科省の国立教育政策研究所が問題を作成して行われた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が発表されました。
4年ぶりの実施ですが,中学3年生の「英語4技能」の平均正答率がすべての分野で前回調査より下回っているのが気になります。

 

・聞く力 令和元年度68.3%
     ⇒令和5年度58.9%

・読む力 令和元年度56.2%
     ⇒令和5年度51.7%

・書く力 令和元年度46.4%
     ⇒令和5年度24.1%

・話す力 令和元年度30.8%
     ⇒令和5年度12.4% 

 

前回と問題は異なるものの、結果報告を見ると
「書く力」、「話す力」の【正解率】の大幅な低下は大きな課題と考えられます。

「話す力」の問題では、5問のうち1問も正答できなかった生徒が6割以上もいたとのことです。
これは「書く力」の低下が「話す力」に悪影響を与えていると考えるのが順当ではないでしょうか?

現在の小学校の英語の教科書は、文法の学習時間を減らして、音を繰り返し聞くことで英語を理解する形式になっています。それが、文法の習得を不完全なままにして、結果として「英作能力」を低下させ、「話す力」の低下にもつながったと考える識者も少なくありません。
また
聞く、読む、書くの3技能に関するテストの正解率は、都道府県別にみると、最高値は東京の52%、神奈川と愛知も50%と

高い反面、30%台に落ち込んだ県もあり、

【地域格差】が際立っています。

碩学ゼミナールでは、この文部省の発表を参考にして、学校の教科書を活用しながら、今まで以上に

基礎から確実に身に付く英語の授業を実践してきました。

3月31日(日)、4月7日(日)の

新中1説明会では、教育改革後の「英語」の教科書の変化とその対策についてより詳しい解説を行いたいと思います。

興味のある方はぜひご参加ください。

充実した価値ある1時間にするために十分な準備を行い全力で取り組みます。

参加希望の方は、ホームページからメールで申し込まれるか、電話でお申し込みください。

電話088-677-7232

【緊急】090-2892-7232

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。