城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
中3の保護者の方
お世話になっています。
生徒に対しても、何度もお伝えしたように
高校入試への本当の勝負は、基礎学3回です(2023年1月実施予定)
これによって、受験できる高校が、ほぼ決まります。
そこで、過去2年の基礎学3回のデータを整理してみました。
2021年1月13日 基礎学3回碩学ゼミナール(41名在籍)
450点以上は
454点 454点 450点の3名でした
そして、
塾全体の平均点が◎◎◎点
2022年1月12日 基礎学3回碩学ゼミナール(38名在籍)
450点以上は
468点 465点 455点
453点 451点 の5名でした
しかし、
塾全体の平均点が◎◎◎点
平均点が◎◎◎点下がっています。
昨年(現高1が中3の時)
基礎学3回で450点を越えた人数が5名で
おととし(現高2が中3の時)の基礎学3回で450点を越えた3名より
2名多かったけれども、昨年は平均点が◎◎◎点低い
この◎◎◎点という数字は、衣笠が入手した徳島市内のいくつかの学校が発表している2年間の平均点の差とほぼ同じです。
これは何を意味しているでしょうか?
1.この2年の碩学ゼミナールの生徒の学力は、ほぼ同等だったので、基礎学3回の
問題が難しく、学校全体の平均点が低かったと言えます。
それに加えて、
2.城東高校などを目指す上位層と、その他の生徒の学力差が例年以上に開いた
事を示しています。学力上層は、基礎学の難易度に関係なく高得点を取っているということ。
おととし(2020年)の学校提示のボーダーが基礎学3回の点数420点だったので、
全体の平均点が低い中、城東高校を
志望していた生徒は悲喜こもごもでした。
碩学ゼミナールは、志望者した7名全員が城東高校に合格して進学しましたが、塾生以外では、平均点が◎◎◎点低い基礎学3回で420点に届かなかった生徒は、想像以上に志望校変更をしたようです。
昨年度城東高校の志願者が、予想に反して4名【定員割れ】したのはこのためだと思います。
(スポーツで、よく言われる「心が折れた」という状態だと思います)
ただ、最新の情報では、今の城東高校の高1の学力が低いという訳ではなく、もしろ例年以上に高いと聞いています。
上にお子様がいらっしゃる保護者の方は、経験されていると思いますが、2月の進路決定の際の、ある意味異常ともいえる雰囲気や熱気は体験しなければ理解できません。
その頃に、基礎学3回で「440点」を越えていた中3生の生徒の保護者から城東高校からの「志願変更」の必要性を相談されたりしました。もちろん、まったく変更の必要性はありません。440点も取っているんですから。
今年は既に、「城東高校受験は基礎学3回で430点以上は取ってほしい」と保護者に伝えている中学があるのを聞きました。
基礎学3回のボーダーが420点としたら、430点が必要という学校の指導は適切だと感じます。一般的に、合格確実でないと受験の許可は出ないので。
とにかく、中3生は9月に入ったからには、勉強時間を増やさなくてはなりません。常々お子様に
お伝えしている、1週間に2000分の勉強時間は最低確保するようにお伝えください。
また、今回の「とく模試」は、基礎学第1回の時期より2か月早く受験しているので
点数が取りにくかったとは思いますが、すでに「とく模試」で450点を越えた生徒もいました。
やはり点数が低い科目は苦手な科目です。苦手な科目を自分だけで克服するのは
至難の業です。苦手克服の最初は、ベテラン講師の力を借りるのも有りだと思います。
土曜日は午後2時から午後10時まで教室は開いています。「苦手克服講座」を受講して、空いた時間は全部、自習に使うこともできます。
11月以降は、どんな生徒も必死で勉強します。(少なくとも自塾では)
その中で、成績を大きく上げて余裕で目標を達成できる生徒と、そこそこの成績で
留まる生徒の差は、ただ一つ!
いつから本気で勉強を始めるかです。
一番重要なのは、本気で勉強を始める「時期」です。
塾生全員が、一心不乱に勉強に打ち込む9月となることを願っています。
ご質問、ご要望は常時受け付けています。必要な方は、マメールでお知らせください。
全力で対応します。
よろしくお願いします。
令和4年9月8日
碩学ゼミナール 衣笠
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。