2020/07/14 (火) - ブログ

基礎学の難易度が上がって心配なこと

城東高校・徳島市立高校理数科

 県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)

  受験專門塾

     碩学ゼミナールの衣笠です。

 

中3生の全保護者に送っています

高校受験の無い方も、参考にしていただければ幸いです。

 

「基礎学の難易度が上がっても、学校全体の平均点が下がるので

順位にあまり変動がなく大きな影響がないのではないか?」というご質問に対する答えです。

難易度が上がると特に心配なことがあります。

【心配なこと】基礎学1回・2回でそこそこの点数を取っている生徒が10名いたとします。

第3回の基礎学が、極端に例年と傾向が違ったり、極端に難易度が上がったりした場合

上記10名の第2回の平均点が430点として、しっかり基礎から鍛えていった生徒は

第3回でも410点くらいで止まります。ただ、過去問で傾向をつかんでうわべを撫でるようにして、器用さだけで点数を取ってきた生徒の中に、上記で言うと2名くらいが

信じられない程点数を落とすことがあります。残りの8名が

410点前後なのに対して

基礎をしっかり固めていなかった2名は、390点とか375点まで点数を落とすということです。

例年、9月以降は基礎学の得点UPのために過去問の傾向に合わせた授業を展開するので8月中にしっかりと基礎を固めてほしいと願っています。

【まとめ】基礎力が不安な生徒は、問題の難易度が上がると、壊滅的な点数を取る場合がある

 

 

上記の理由で、問題の難易度が上がることを想定すると、今まで以上に「夏期期間」のうちに基礎の学力を固めてほしいと願っています。

                         (衣笠)

 

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。

毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。

元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親

セミナーも手がける。