昨日、中3クラス保護者会を実施し、18名の保護者の方が参加していただきました。
テーマは「夏期の失敗は2学期では取り戻せない」
前半は佐々木正美先生の援助交際をしている女子高生に対するカウンセリング実例を紹介しながら、受験生への保護者の効果的な対応を考えました。
その内容を一部書き出してみると、
「(カウンセリングの間)こちらからはほとんど何も言いません。
時間いっぱい、ただ聞いているだけです。
自分から打ち明けたいと思う気持ちがわいてくるまでだまって聞き続けます。一ヶ月、半年、ときには一年以上かかってしまうこともありますが、辛抱強く待つのです。」
佐々木先生は相手相手が打ち明けたいと思う時期が来たらその告白を聞いてあげ、その上で本気で叱ります。
すると、「彼女たちはさめざめと泣きます。こうなれば、もうだいたい大丈夫です。自分のことを真剣に思ってくれる人に出会えた喜びです。そして自分がやってきたことへの後悔のような感情が入り混じってのことでしょう。」
そして、(思春期の子供は)「本当に自分のことを思ってくれているんだ」と思える相手ならば、「この人だったら叱られたっていい。本気で叱ってほしい」と思っています。とまとめておられます。 (この項まだ続きます)
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