2017/04/26 (水) - ブログ

英単語暗記法 碩学ゼミナール 2017年試案

    城東高校・徳島市立高校理数科

     県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)

          受験專門塾

             碩学ゼミナールの衣笠です。

 

 新しく英語を勉強し始めた中1生が、教科書に出てくる英単語を何十語も暗記しなければなりません。

 まだ、英語の勉強に慣れていない中1生にとっては大変なことだと思います。

 そこで現時点で、最も効率的だと思われる英単語暗記法を提示して、少しでも中1生の負担を軽減できるようにしたいと思います

ただ、まだあくまで試案ではあります。実際に自分でも実行し、生徒の意見も聞きながらより

実効性の高いものに修正していく予定です。

 

 

 

碩学ゼミナール   試案

英単語暗記法 2017年版

  1. 10個~15個の暗記しようと思う英単語を見ながら、CDを流して、その単語の外人(ネイティブ)の発音を聞く。5回程度聞く

  2. 英単語を見ながら、CDを流して、外人(ネイティブ)の発音に合わせて自分も発音してみる

  3. 英単語を見ながらCD無しで発音してみる。英単語のスペル(つづり)と発音がわかりにくい場合は、塾から配布した、オレンジの表紙の英語(単語)ノートの発音記号とカタカナ表記を見て確認する。それでも、スッキリしない発音は○○の後ろの索引を引いて、その英単語の発音グループを探してみる。例ea⇒イ-など

    ロ-マ字読みからは想像できない英語発音のルールも知ることが出来る

  4. 次に、英単語を見ながら意味を覚えていく。はじめは、10個~15個を目で見て指でなぞりながら、英単語を見たら意味を言えるように練習する。

  5. 5分くらい意味の暗記を練習したら、意味だけかくして、英単語を見てどのくらい意味が言えるか自分でテストしてみる。1秒以内に言えれば、その単語は合格。意味を言うのに5秒も6秒もかかるようでは、覚え方が弱いのでその単語に鉛筆でチェックを入れて、次の単語にすすむ。その方法で、全て(10語~15語)の自己テストが終わってから、チェックした単語のみ英単語をかくして、再チェックテストをする。その場合、意味を覚えていたらさっきのを鉛筆で塗りつぶす。またダメだったら☑☑として、最後にもう一度再々テストをする。全部合格したら、意味の暗記は終わりとする。

    (余程、暗記できない単語以外は、ここまでは書かない。見て隠して暗記

    する)

  6. この時、もう一度CDの外人(ネイティブ)の発音を聞きながら、自分でも発音してみる。

  7.  この①~⑥の行いを繰り返し、その日に暗記する予定の(30語~40語くらいかなあ??)単語の「発音」と「意味」を完全に暗記する。

  8. ①~⑦まで終わったら、次は単語のスペル(つづり)を暗記していく。

    英単語の暗記が得意になるコツは、1回で完全に覚えようとしないこと。まず英単語を3回ノートに書いて、もとの英単語をかくして意味だけ見て暗記しているか確認する。大丈夫なようなら次に進む。完全に暗記できているか不安な人もいると思うが、ここは不完全でもいいので次に進む。もし、暗記できていない感じがしたら、少々不安があっても、追加で、あと3回英単語を書いて次の単語に進む。

    次の単語も、まず3回スペル(つづり)を書いてみて、同じように対応する

    この方法で取りあえずは、その日の暗記予定の単語の最後まで進んでいく。

  9. 最後まで行ってまだ時間の余裕が有るようなら、もう一度最初から最後まで

    2回目として、同じ行為を繰り返す。

  10. ある程度暗記できたと実感できたら、日本語訳を見て、最初の単語から最後の単語まで、スペル(つづり)がどれだけ書けるか一気にテストしてみる。

    ここで満点にならなくても気にしないで、その日の勉強は終了しても構わない。重要なことなので何度も書くが、1回の勉強で完全に覚えようとしない。何度も何度も繰り返して暗記は積み上がっていくものである。一回本気で覚えたら忘れないということは、どんな人でも絶対にない。

    脳は、自分を守るために「忘れる」ようにプログラミングされている。

    1日の中でも何度も何度も接触回数を増やせるように勉強を回していく

  11. 英単語暗記の勉強をしたら、チョッとしたスキマ時間に5分、寝る前にまた5分とちらっと見るだけでも復習できる。暗記出来る「量」と「正確さ」は

    全てこの復習の回数にかかっていると言える。

    大学受験では、100回見直して初めて絶対忘れない英単語になると教えられている

    ☆真剣に、しかし一単語一単語に時間をかけ過ぎず、何回も繰り返して学習しよう

     

 

まとめ

発音できない英単語は、絶対に暗記できない。英単語を暗記するときは、必ずCDを聞いて、発音しながら勉強すること英単語の発音ができるようになったら、「意味」を覚える。英単語を見て1秒で「意味」が言えないと、その単語の「意味」を暗記したことにはならない「意味」が暗記できたら、次にスペル(つづり)を覚える。最初から書いて覚えるだけでなく、チェックするように、1回で完全に覚えるのではなく何度も繰り返して暗記の定着をはかる方が効率的だと研究されている。1回で完全にするよりは、5回~7回も繰り返し勉強する。それでも暗記できない英単語は、トコトン書いて覚える。 

   

                    2017年4月25日

                       碩学ゼミナール 衣笠

 

 

 

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、

香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。

毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。

元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親セミナーも手がける。

 

 

 

 

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