2017/05/05 (金) - ブログ

GW宿題(中3生)とその意義 (中3生の保護者の方へのメール)

 城東高校・徳島市立高校理数科

         県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)

          受験專門塾

               碩学ゼミナールの衣笠です。

 

 

中3生の保護者の方に、先程以下の内容のメールを送信しました。

他の方にも参考になるかもしれませんので、ブログで公開します。

 

 

 

 

お世話になっています。碩学ゼミナールの衣笠です。

一般的な話として、

 

学力=才能×勉強姿勢(心構え)×勉強量(時間)×教材だと言われています。

 

中3生のこの時期において、勉強姿勢・勉強量に問題のある生徒の

理由は、次の2つだと言われています。

  1. まだ本気でやらないでも大丈夫

  2. どうせ、やっても成績は上がらない

 

  1. に関しては、成績がどのような過程を経て上がるか。直前で頑張っても、定期テストとは違うので急激なUPは望めない。長期計画で、一歩一歩勉強を進めて行く方がいかに有利で、やっていて楽しいかということを、事実を基に説明する必要があると思います。

    また、徳島県の高校入試事情はこの3年~5年で激変しており

    古い情報を信じている場合、後で大変苦労することにもなりかねません。

    例えば、この数年で城東高校、城南高校の難易度が急激に上がりました。

    城東高校の校区外受験を考えると、目標は基礎学力テスト460点。これは、徳島市立高校理数科(偏差値72、愛光高校についで四国の高校で2番目の高さ)と同じ基準。公立中学3校生徒数合計500名あまりのうち3番以内くらいの成績を要求される程度。

    やはり、事実に基づいて、数字を上げて中3生時は5月から受験本番であることを

    理解させることが良いように思います。

 

  1. 次に「どうせ、やっても成績は上がらない」と考える生徒には、チェックテストや定期テストで自己ベストを更新するような良い点を、多少無理してでも取らせることが一番の対応策であると考えます。毎年、1学期中間テストは、2週間程度前から

    中間テストを目標に対策をするのも、先述の理由からです。

    1学期の中間テストで、苦手な理科で100点を取りそれをキッカケに、5科目順位が急上昇した卒業生がいました。

    また、チェックテストも中3生は、可能な限り上位者を公表しています。これも、努力の成果を称え、自信を持ってもらいたいとの願いからです。

     

    GWは、毎年1週間の休みがあるので多くの暗記宿題が出ます。全て、担当講師が年間計画に基づいて選び抜いた問題です。今回のGWの宿題テストがお子様の自信を高める一歩になれば幸いです。

 

 

 

 

 

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