2021/02/18 (木) - ブログ

中1・中2の基礎学と定期テストの【違い】

城東高校・徳島市立高校理数科

県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)

  受験專門塾

     碩学ゼミナールの衣笠です。

 

定期テストと基礎学力テストの違い

2月20日(土)午後7時30分から外部生・保護者会実施!

 

昨日、2月17日に、中1・中2対象の県下統一基礎学力テストが実施されました。

今年の問題は、まだ見ていませんが、例年ですと一般的な公立中学の場合中1の学年1位が480点くらいです。

 

中間・期末テストは、学年1位がだいたい492点くらいなので、定期テストより点数が10点くらい低く出る難易度になります。

 

それが中2になりますと、基礎学テストの学年1位が460点から465点くらいが普通です。

 

中2でも中間・期末テストの学年1位は490点くらいは必要ですので、定期テストより25点から30点低くなっていて

中2の基礎学がそれまでのテストと比べて急激に難易度が上がっていることが分かります。

 

この後、中3の基礎学1回・2回・3回でもだいたい

学年1位は460点から465点あたりのことが多いので

中2の基礎学で問題の【難易度】が突然上がり、そのまま難易度を上げながら高校入試まで続いていくという状況です。

 

中1は、それまでの実力テストと似た問題が出ますが、中2の基礎学では、特に「数学」においては全国の公立高校入試の過去問を参考にした難易度の高い良問が出題されることが多いです。

 

そのため、才能が豊かな生徒でも、それまでに定期テストの対策を中心に勉強してきた場合、学力・解く速さとも不足してしまいます。

 

それ故、その中2の基礎学に対して事前に対策立て、計画的に勉強していないと高得点は望めません。

 

中学校の3年間を通して、最も多くの生徒が、テストの点数に衝撃を受けるのが中2の基礎学力テストです。

 

数年前には、中1の基礎学が480点で、中2の基礎学が430点となり50点下がってひどく落ち込んだ結果、塾に相談してくれた塾外生もいました。

その場合、ご本人が希望すれば(塾外生でも)勉強相談の三者面談を実施しています。

 

そこで持参いただいた今まで使用していた教材を見ると、ほとんどの場合定期テストの勉強が中心の教材です。

 

その場合、当然のごとく

中2の基礎学ではショックを受ける点数を取ってしまいます。

 

ただ、この動きは例年通りなので、中3の4月から1年間志望高校に向けて  計画的に勉強して、段階的に学習の難易度を上げていくと、ほとんどの場合それぞれの志望高校に無事合格しています。

 

2月20日(土)午後7時30分からの【塾外生対象】保護者会では

実力テスト、基礎学力テストの実際の問題を提示して比較検討します。

 

また、最近の基礎学力テストや高校入試の問題が近年の大学入試改革の影響を強く受けている様子も塾の分析資料とともに解説します。

 

当日は、多くの受験資料と塾独自の作成資料をお渡ししますので

今後のご家庭でのご指導に役立てていただくことができると思います。

興味のある方は、お気軽にぜひご参加ください。

 

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。

毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。

元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親

セミナーも手がける。