2021/02/15 (月) - ブログ

入試本番まで22日、志望校合格に必要なもの

城東高校・徳島市立高校理数科

県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)

 受験專門塾

    碩学ゼミナールの衣笠です。

 

【中3生の保護者へ送ったメールの一部】

他の有名受験サイトの情報を紹介した後で

衣笠の感想

(前半略)

本当に実力があるなら基礎学3回も点数が取れているはずです。

それ以上に、入試本番の問題の方が得点が取りにくいです。

これは大げさではなく「基礎学3回が勝負だ!」と授業中に繰り返し繰り返し繰り返し伝えてきました。

いろいろな要因を説明して、そのことを伝えてきました。例えば2学期の期末テストが終わった後からは

基礎学3回で目標点を取るためだけの勉強になります。12月は

大人の世界は忘年会、子どもの中でもクリスマスや年末特番

紅白歌合戦など平常心を乱す行事がたくさんあります。そこで

いつも以上に集中して勉強が進むように塾は心を砕いていました。

ご相談にも喜んでのっていました。冬期の特別講座にしても

お金がかかることなので、強くは勧めませんでしたが、

特別講座は受講した方が

成績が上がるに決まっています!

その上で、基礎学3回が1月13日にやってきました。

塾なりには全力で対応したつもりです。衣笠個人で言えば、個人的に

時間を取られることもあり開校以来10年あまりで最も疲れ切った

年末年始となりました。

そこで迎えた基礎学3回の結果

良かった人も悪かった人もいたと思います。

ただ、多くの場合結果は

勉強量×勉強の質から点数は【順当に】導き出されたと考えます

心配していた生徒(自学力が弱い生徒)は、やはり点を落としていますし

頑張っていた生徒(自学力が強い生徒)は、目標点を達成しました。

 

さてここからが今日の一番大きな課題です

今日が2月の15日なので基礎学3回から1か月過ぎました。

さてこの1か月の過ごし方はいかがだったでしょうか?

明らかに基礎学3回以降勉強量も増えて集中力も上がった生徒も

何人もいます。その生徒たちには、大きな心配をしていません。

必ず志望校に合格します。

ただ、基礎学3回で目標点からかなり低い点数を出しても

勉強時間が増えてこない生徒もいます。

今になっても志望高校に比べて、他の生徒に比べても

勉強時間が少ない生徒がいます。

数学・英語の通常授業では

毎回復習テストをしています。もし、勉強時間は増えない、チェックテスト

の点数は悪いとなれば、この後成績が【急上昇】することが、ほとんど望めません。

上記内容の要点は

 

  • 1月13日の3回基礎学以降、どれだけ真剣に必要な勉強時間を勉強したかが最重要

基礎学3回で目標点が取れなかったとしたら、それは明らかな

 「敗北」です。

この1か月その「敗北」を根底から覆す程、物凄い

 勉強ができた生徒は3月9日(火)の入試当日で目標点を達成できる可能性は上がっています。

例えば、生徒に「昨日(14日)、1日の過ごし方はJT高校(または志望高校)に合格する生徒にふさわしい過ごし方だった?

必要時間勉強できた?」と衣笠が問いかけると

「もちろんです」と答えられるでしょうか

毎週、学習報告書をチェックして、赤ペンで書き込んでいるので

生徒の勉強時間と勉強内容はかなりわかります。

書かれた文字の様子から書いた生徒の心の状況もある程度は推測できます。

そして何人かの生徒のことを心配しています。

それと、今日、生光学園の特進クラスの質問をいただいたのですが、

現在直接連絡が取れる生光学園の現役の先生がいますので

必要なら連絡を取って、特進クラスの状況や指導体制を詳しくお伝えします

(特に必要がない場合は、連絡しません)

 

憧れと希望だけでは、志望校に合格しません。

しかし、夢は心のエネルギーです。

明るい希望と、冷徹な現実(数字)をうまく扱って

悔いのない高校入試にしていただきたいと

心から願っています。

令和3年2月15日

  碩学ゼミナール 衣笠

 

 

 

何があっても中3生全員が志望校に合格して欲しいと

強い願いがあります。多少の反発をいただいても現実に

沿って最善の指導を追求していきたいです(衣笠)

 

 

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。

毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。

元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親

セミナーも手がける。