2013/10/11 (金) - ブログ

碩学ゼミナール内の革新

たいへん長い間休止していましたが、今日からまた思いついたことを書いていきたいと思います。


碩学ゼミナールは、今年3月に第一教室の隣に第2教室を借り教室面積が2倍になりました。

第一の目的は、授業の無い日に生徒が思い切り自習ができるためです。ほぼ毎日25席の自習スペースが確保してあります。


また授業関連でいうと、現在指導中の中2「一次関数」の分野では、テキストのすべての主要例題や学校関係の問題集を衣笠が黒板解説をしたDVDを作成しています。基本からかなりの難問までそのDVDを見れば生徒一人でも学習が進められるようにしています。


第一教室には、各部屋に開校当時からハイビジョンの32型テレビが据え付けてありますが、第2教室にも40型のハイビジョンテレビを設置しました。


関数のグラフ関係の問題などは、授業中板書しながら講義すると、どうしてもロスの時間が出るので、作成したDVDを流しながら解説を加えたりしています。


その上で、現在32名在籍している中2生全員に「一次関数」全DVDを配布(貸与)する予定です。

「一次関数」分野だけで全部で5枚になります。塾の分も入れると1枚につき35枚ダビングする必要があります。35枚×5=175枚 真面目にコツコツ毎日、撮影してはダビングしています。(笑)

現在ほぼ全員に3枚目まで配布しました。


当たり前ですが、何しろ主要問題はすべてDVD解説に収められているので、生徒も安易に宿題が解らなかったのでできていませんとは言えなくなっています。


また、私自身、大学時代は3年間学校の英米文学研究会に属していて、結構英語が好きです。

英語講師は、独自に授業を運営してくれていますが、衣笠の好みで中学英語の文法の「不定詞」や助動詞の意味など、高校分野の視点を入れながら解説した5分程度のDVDを作成して、英語の時間に流してもらったりしています。


最近の授業では、DVDをもとに衣笠が「一次関数」の面積2等分の問題を解説している。となりの教室では、衣笠の「不定詞」の形容詞的用法の5分間解説のDVDが流れている。また、欠席者は次の日に来て欠席単元のDVDを見ながら問題を解いて、それに手の空いた講師がアドバイスを与えていたりします。


北島中学と城西中学と徳島中学はすでに中間テストの範囲発表が終わっているので、今日は

時間割的には中1の日ですが、中2生を何人か補習に呼びました。全員、テスト範囲の数学演習をスラスラ解いていたので、例年に比べて、かなり習熟度合いは良いようです。


いま、ご紹介したDVDの活用。これが今年度の碩学ゼミナールにとっての最大の革新です。

                                                     衣笠


                                                                                    







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