城東・城南・城ノ内・徳島北高に逆転合格する「 社会科勉強法 」第3回は「地理」です。
地理は社会科の中でも一番勉強方法が難しい分野です。
中間・期末などの定期テストと実力テストと基礎学テスト・徳島県入試では全部勉強方法が違います。
まず定期テストでは、教科書準拠の問題集を1冊やって、テストブックや社会の自主学習などの学校教材
を完全にやれば、たいてい90点以上取れますので、勉強方法に苦労することは、比較的少ないように思
います。
しかし、基礎学力テスト、徳島県入試の「地理」は傾向が全く違います。基礎学力テストの過去問は手元
にない人の方が多いと思いますが、徳島県入試の過去問は有名書店で購入できますので、是非購入し
て一度内容を見られたらよいと思います。
たとえば、歴史では、一問一答を暗記して、重要年号を覚えれば、かなりの問題が解けるのが確認できま
す。ただし、地理の分野では、一問一答式に教科書の黒の太文字の語句を暗記しても獲得できる得点は
ごくわずかです。
H25年徳島県入試を例に挙げると、1.2.が地理分野の出題。6番が地理・歴史・公民の融合問題に
なっています。その中で、純粋に暗記問題は1(1)愛知県は地方区分すると何地区か⇒中部地区(これ
は誰でも出来るでしょ~=当たり前すぎて、差がつかない) (2)山地がすぐ海に面し、せまい湾が複雑に
入り組んでいる。このような地形の海岸を何というか、書きなさい⇒リアス(式)海岸 これもできないと
高校は無理というくらい基礎的な問題。
だから、地理は単純暗記はむしろ効率が悪い勉強方法になっています。明治図書の「整理と対策」では
巻末に入試突破300語+を載せていますが、地理は60語、歴史は155語、公民85語となっています。
ちなみに、その地理65語を丸暗記して取れる問題は⇒「リアス(式)海岸」だけです。
碩学ゼミナールの社会の正規授業は全て衣笠が行います。
基礎学力テストの過去問・入試問題を宿題で解かせてきて授業で解説します。わかりやすい授業なんか
素人でもできます。問題を解説しながら、その問題のレベル、その問題の暗記法、目標点に合わせて
何をどこまで勉強すればよいかを、徹底的に解説します。
だから、衣笠の授業は60分+〆ほとんど早口でしゃべりっぱなしです。この授業は、衣笠以外無理なので
開塾以来、ただの一度も他の講師がやったことはありません。
幸いなことに、今年も中3 理科・社会・国語講座は3クラス分け定員40名のところ受講生39名。残席は
成績上位(学年上位10%)SSクラスの1名のみです。
大変心苦しいのですが、昨日も1名満席のため中3生をお断りしました。
現在中2の生徒は、ぜひお早めにお申し込みください。まだまだ、たくさん残席ありです (笑) (*´∀`*)
「地理」の項、もう少し続きます。
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