城東・城南・城ノ内・徳島北高
徳島市立高校理数科 受験専門塾
碩学ゼミナールの衣笠です
(よろしかったら「波乱無く、成長と感動の夏期講習」①からお読みください)
今年の夏期講習の中でも、最も印象深かったのが通塾合宿です。以下のようなお手紙を生徒に配布して参加者を募り、8月10日(水)~13日(土)に実施しました。
甘えた夏を鍛え直す!
1日10時間×4日
勉強ばかりする合宿
自分が変わる合宿
自分が力強くなる合宿
自分の奥底で勉強への心構えが変わる合宿
8月10日(水)~8月13日(土)
午後1時~午後11時 (夕食持参のこと)
参加費用 (教材その他すべて込み)
25000円
原則的に、毎日5科目、各科目2時間。超基礎から、実力テスト~入試問題まで個別指導・過去問演習など参加者の実力向上に最適な形で指導しました。生徒の希望もあり国語の品詞分類、用言の活用なども中学範囲をこえて話し合いました。「非常に」はなぜ、形容動詞と認められているのか?とか。十分な時間が確保できたので、苦手な分野は基礎の基礎から徹底的に解説することもできました。
参考のため最終日のタイムテーブルを紹介します。
8月13日(土)
1:00~2:00 各自希望の科目個別指導
2:00~3:00 英語
3:00~4:00 国語
4:00~5:00 社会
5:00~6:00 各自希望の科目自立学習(質問タイム)
6:00~6:30 夕食
6:30~8:00 理科
8:00~9:00 数学
9:00~10:00 各自希望の科目勉強
10:00~11:00 ラストセレモニー
ラストセレモニーでは、昨年と同じく東日本大震災で多くの犠牲者を出した
階上中学校の卒業式での、卒業生代表・梶原君の答辞を大型スクリーンで
上映しました。
「…自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で
私たちから大切なものを容赦なく奪っていきました。
天が与えた試練と言うにはむごすぎるものでした。
辛くて悔しくて、たまりません。
しかし、苦境にあっても天を恨まず、
運命に耐え助け合って生きていくことが、
これからの私たちの使命です。 」
上記の答辞を聞き、東日本大震災の現実に向き合い、改めて自分たちの日常の幸せを確認しました。そして最後に、今回の合宿に参加させてくれた両親にお礼の手紙を書きました。
公開の許可の出た生徒の感想を紹介します。
通塾合宿の感想と今後の勉強への決意
Aさん「最終日、終わってしまった。初日よりは集中することができて、疲れもあまりなく。なんだかまださみしいような、お盆中、10時間勉強なんて、今までしたことが一度もなかった。初めての経験。学習報告書を見て、「あ、自分、こんなに勉強したんだ」と感じた。この経験は、自分の強みになれる。どんなことにも全力になれる。
お盆中、協力してくれた両親、手厚いご指導をしてくださった先生方。支えてくれた人全員に感謝。
ありがとうございました。全力でこれからも頑張ります。 」
B君「連日、とてもきつかったし、みんなが阿波踊り行ってるかと思うと、うらやましさがとてもありました。
けど、やりきってみると、とても充実感を得ることができ、ちょっとだけ自信がついたようにも思えます。これから4日間やった勉強を忘れず、‘受験勉強’に励んでいけたらいいです。 」
Cさん「まったくできなかった数学の問題が、できるようになってうれしいです。この塾に入るまでは、数学が大嫌いでした。でも、入ってからは、数学がとても好きになり、楽しくなりました。今日は、英単語テストは10点くらい上がりました。勉強が楽しくなることは、こういうことだと、この合宿で学びました。今後は、(1日)10時間以上(の勉強)を常にキープして、内容を深めていきながら勉強したいです。来週の実力テストでは、数学と国語で80点ぐらいをねらいたいです。 」
D君「震災の映像を本当に久しぶりに見ました。心から普通の生活が一番の幸せだと思いました。ちょっとずつでも(成績)順位を上げ親孝行をしようと思います。 」
Eさん「4日間合宿をして、頭がすごくよくなった気がします。明日からはダラダラせずに一日を過ごしたいです。苦手な数学、国語、理科を中心に勉強したいです。同じ問題を何度もして、次出てきた時には、絶対間違えないようにしたいです。この4日間は勉強は楽しいことが改めてわかる4日間でした。」
ほとんど大きな混乱もなく、生徒の成長と感動に出会えた
2016年 夏期講習
最後にもう一度、協力してくださった多くの方、保護者の方々
そして、スタッフと生徒たちに改めて、心から感謝します。
衣笠
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