2026/09/02 (水) - ブログ

9月!中3生の保護者へのメール②

城東高校・徳島北高校
城南高校・徳島市立高校
 受験專門塾
  碩学ゼミナールの衣笠です。

 

①から続きます

私は、保護者の方には可能であれば、

「監督」ではなく、コーチの立場で関わっていただきたいと考えています。
お子様は選手です。

保護者の方は、その選手を支えるコーチです。
コーチは、選手を責めるためにいるのではありません。
選手が力を出し切れるように、状態を整え、励まし、必要なときに一緒に作戦を考える存在です。

特にスマホや生活時間の約束は、親子でぶつかりやすいところです。

だからこそ、一方的に決めるよりも、
「どうすれば自分の最高記録に近づけるか」

という視点で相談していただくと、前向きな約束になりやすいように思います。

 

5. 9月からの勉強時間について
塾では9月から、中3生に

1週間で2000分の勉強時間、学校以外
を一つの目安として伝えています。

これは塾の授業時間も含めた時間です。

目安

平日:1日4時間
土曜日:6時間40分
日曜日:6時間40分
合計で、1週間2000分です。

 

この数字だけを見ると、大変に感じるかもしれません。

 

実際、楽な数字ではありません。
ただ、これを実行した先輩たちは、確実に勉強の質が変わり、成績も上がっていきました。
勉強時間が増えるだけではありません。

その過程で、

時間の使い方
集中の仕方
優先順位のつけ方
苦手との向き合い方
•自分を励ます力

が育っていきます。

そして、その真剣に取り組んだ勉強の内容を書き残すものが、
「学習報告書」です。

 

6. 「学習報告書」は成績向上の第一歩です
私はこれまで多くの受験生を見てきました。
その中で、かなりはっきり感じていることがあります。

 

学習報告書をしっかり書かなかった生徒で、大幅に成績を伸ばした生徒は、私の経験上ほとんどいません。
これは、字がきれいかどうか、量が多いかどうかという話ではありません。

大切なのは、
お子様が自分の勉強と向き合い、
自分と会話しながら書いているかどうかです。

形だけ書いている学習報告書と、
真剣に自分と向き合って書いている学習報告書では、効果がまったく違います。

「今日は何をやったのか」
「何ができるようになったのか」
「明日は何をするのか」
「自分は本当に集中できていたのか」

そういうことを少しずつ言葉にしていくことで、勉強が自分のものになっていきます。
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7. 学習報告書を書く意味
学習報告書には、次のような意味があります。
今日、自分が何を勉強したかを確認する

どれだけ頑張ったかを自分で見えるようにする
明日やるべきことをはっきりさせる
不安を整理する

努力を積み上げている実感を持つ
「自分はやっている」という自信を作る

不思議なことに、本当に真面目に、自分の今までの基準を超えて勉強し始めると、
生徒たちは自然とそれを書き残したくなるようです。

 

そして、書き残した「学習記録」を見ることで、
「自分はここまでやってきた」
という気持ちが生まれます。

 

その気持ちが、また次のやる気につながります。
この相乗効果によって、1学期までとは別人のようにしっかりし、
自主的に勉強に取り組む生徒が毎年現れます。

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8. 第1回から第2回の間は、本当に忙しくなります
毎年、第1回基礎学力テストから第2回基礎学力テストまでの期間は、非常に忙しくなります。
理由は、基礎学対策だけをしていればよいわけではないからです。

中3の新しい単元が進む
中間テスト対策が必要になる
学校の提出物もある

第2回基礎学力テストの対策もしなければならない
この時期は、塾としても受験指導だけに時間を使うことが難しくなります。

しかし、ここで大きな差が出ます。
第1回基礎学力テストに向けて、勉強の心構えが育ち、

「自学力」が身についた生徒は、
中間テストでも、第2回基礎学力テストでも、過去最高・自己ベストの学年順位を取ることがあります。
塾が一つひとつ細かく管理していなくても、成績が上がることがあります。

なぜか。
学校の時間も含めて、
自分で時間を有効に使う技術が身についているからです。
これは、高校入試だけでなく、高校に入ってからも大きな力になります。

 

9. ご家庭へのお願い
塾からのお願いです。
お子様が「学習報告書」を真面目に、真剣に記入できるように、
ご家庭でも時々声をかけていただければありがたいです。

就寝前の家族の会話の中で、少しだけ学習報告書の話題を出していただくのも良いと思います。

例えば、こんな声かけです
「今日は何を一番頑張った?」
「昨日より良くなったことはある?」
「明日は何をやる予定?」
「今日の自分に点数をつけるなら何点?」
「大変だったけど、よく続けたね」
「その努力は必ず残るよ」

 

大切なのは、添削することではありません。
評価することでもありません。
お子様の小さな努力を見つけて、認めてあげることです。
点数や結果だけではなく、
その日の努力を見てあげてください。
受験勉強は厳しいものです。

しかし、家庭での関わり方によって、お子様はその厳しさの中にも明るさを感じることができます。
「大変だけど、応援してもらっている」
「一人で戦っているわけではない」
そう感じられることは、受験期の子どもにとって大きな支えになります。

10. 保護者の方にも「受験記録・日誌」をおすすめします
もし可能であれば、保護者の方も簡単で構いませんので、
「受験記録」や「日誌」を書いてみてください。
長く書く必要はありません。

例えば
今日、子どもが頑張っていたこと
今日、親として言いすぎたこと
今日、子どもに感謝したこと
明日、どんな声かけをしたいか
子どもの成長を感じた場面

こうしたことを少し書くだけでも、
お子様との関わり方が少し変わることがあります。
親が変わると、子どもも変わります。

③に続きます

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校を経て、立命館大学経済学部を卒業。
大学卒業後は「保険毎日新聞」に記者として入社し、報道の現場で社会の現実を見つめる日々を送る。
その後、地元に戻り、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長を歴任。香川県下7校舎の統括責任者として、多くの生徒の進路指導に携わってきた。
現在も毎朝、水を2杯飲み、5分間の瞑想と8分間の感謝日記、
軽い筋トレで心と身体を整えることが日課となっている。
科学・医学・教育に関する専門書を好んで読み、授業計画では思春期心理学や実証的な教育実践の論文を積極的に取り入れている。
どれだけ経験を重ねても、学びを止めた瞬間に傲慢が生まれる。
それが生徒の信頼を失うことにつながると、常に自戒している。
また、「どれほど立派な授業をしても、生徒が本当に成長しなければ価値がない」との考えをもつ。
だからこそ、入塾した生徒一人ひとりに真摯に向き合い、
保護者のご期待にも、誠実に応え続けることを自身の使命としている。
座右の銘は、「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」。
趣味は読書と野球観戦。家族とともに、辛口カレーライスをこよなく愛す。
元認定教育コーチ、青少年育成協会元研究員。母親向けの子育てセミナーの講師も手がける。