2023/12/06 (水) - ブログ

受験生が恐れる4つのことと・その対策(一部)。

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

下記のメールを中3生の保護者の方に送りました。
(ブログ掲載にあたり、一部修正しました)

 

中3保護者の方

お世話になっています。
期末テストが残っている中学もありますが、第3回基礎学力テストまで、あと36日となっています。試験への重圧から、体調を崩す
生徒も多い時期です。そこで超難関の中学受験に関して、保護者への指導で有名な塾長の助言を紹介します。

 

■ 入試に臨む子供が恐れることは
ほぼ、次の4つにまとめられる

1. 失敗した場合、両親の期待を裏切るという罪悪感

2. 失敗した場合、両親に愛されなくなる愛情の喪失

3.失敗した場合、周囲から自分への評価の低下

4. 失敗した場合、目標を達成できないことによる
自信とプライドの喪失

 

受験に臨むお子様が精神的に苦しんでいる場合、上記のどれが
心の重荷になっているか、まず親が気付いてあげることが重要ではないかと
思います。

 

【衣笠の考え】
子どもは、親が思っている以上に、親のことが好きです。
余程ひどい親でない限り、子どもは親のことを尊敬していますし、あこがれも持っています。
入試が近づいてきて、成績に自信がもてない時、子どもは、特に上記①②の両親の期待を裏切って、両親に嫌われることに深い「恐怖感」を抱きます。
その精神的プレッシャーによって、全く勉強が進まなくなる子どももいます。

ただ、これに関しては親が、

「全力を出せば結果は関係ない!」

「全力を出せば、失敗からも大きな学びがある!決して無駄ではない」


本当に子どもの心の底に届くまで、
何度も何度も言い続けると解決できます。

全力でやりさえすれば、結果がどうなろうとも親は喜んでくれると分かれば

心が軽くなります。その結果、目の前の重要なことに集中できます。その結果、
テストの点数も上がり、志望校に合格する確率が上がります。

これが、衣笠が30年以上高校受験を指導してきて、自分なりに学んできた結果です。

ご意見ご質問歓迎します。

10日(日)の中3保護者会では、もう少し核心の話までお話しします。

よろしくお願いします。
少しでも、何かのお役に立てれば幸いです。
令和5年12月6日
碩学ゼミナール 衣笠

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。