昨日の19日(日)新中3保護者(教育)講演会を実施しました。
その中で、大リーグ エンジェルスの大谷翔平選手のことも紹介しました。右ひじの靱帯再建手術や左ひざの手術。
2020年のコロナウイルスにより60試合に短縮されたシーズンで、防御率37.0 0勝1敗
打率1割9分 7本塁打と自己最低の成績に終わった。度重なる(体の)故障や極度の成績不振に見まわれても、
挫折しなかった理由は何か?
その原点を小学5年生、小学6年生の2年間、父とかわした「野球ノート」に見つけることができる。
「野球ノート」には、
日々の練習や試合で、大谷選手が自分の良かったところ悪かったところを書いて父に提出する。
父はそれにアドバイスと感想を書いて返す。ただ、そのノートの中での父の評価の基準は一定だった。
ファインプレーをしたり、ホームランを打つことより
『 一生懸命元気に声を出す
一生懸命キャッチボールをする
一生懸命走る
(略)3つを一生懸命練習すること、
が大切と繰り返し伝えた 』
『一生懸命取り組めば、きっと野球が楽しくなる』
この父の言葉を信じて、大スターになった今も、大谷はたゆまぬ努力を続けている
心理学的には、
結果だけを褒めるのではなく、子供の頑張り、努力の「過程」を褒めることによって、難しい課題にも
自主的にチャレンジしやすくなると言われている。その結果、自信もついて自己肯定感も上がっていく
という良い循環が生まれる。
努力の過程を褒めることによって、全力で努力すれば、結果は「失敗」しても、親に褒めてもらえるという
「安心感」が生まれる。
大谷翔平選手の父は心理学に基づいた最高の子育てをしていたといえる。
その他、子どもが成績を上げるために親ができるとして
「苦手科目の克服法」や「継続」のためのコツなども紹介しました。
この会には、新中3生の保護者以外の方も参加されて、高評価を頂いたので、新中3生以外の保護者の
方の参加も歓迎します。
次回が春の最終回です。
3月22日(水)午後7時から午後9時
碩学ゼミナール 1階奥の大教室
参加ご希望の方は
電話で
088‐677‐7232か
緊急 090-2892-7232
又はホームページからメールで事前にお申し込みください。