2022/07/02 (土) - ブログ

中3の夏休みを前に送った保護者へのメール(一部)

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

中3生の保護者の方
お世話になっています。
いくつかの内容をまとめて中3生の保護者全員にお送りしています。

下の文章を全部書き終えてから
いま保護者の方からいただいた「県の総体または音楽などの発表会などで如何に
現在の中3生が過酷な日程の中努力しているか」をお知らせいただいたメールを
読ませていただきました。

過酷な日程の中無理な要求をするようで心苦しいですが
受験勉強の立場からみた7月2日の現実を、かなりの時間をかけて書いたのでそのままお送りします。
お子さまの立場も尊重します。

出来れば「反発・嫌悪」ではなく「参考」にしていただければ
大いなる喜びです。

 

ここからが先程書いたメールです

7月10日(日)に中3の保護者会を実施します。

今回は、中3生が基礎学力テストで目標点を達成して、第一志望高校に合格するために
必要なことを全てお話しします。学問的資料も提示してお渡しします。
今回を逃すと次は12月になります。

そのときには基礎学1回(10月)、2回(11月)も終わっています。
そこまでの過ごし方が間違っていたら、取り返すことは実質かなり困難です。
たった1回2時間ですが、普通では考えられないくらい価値あるものにしたいと考えています。ホームページに掲載したところ7月10日(日)への参加希望も複数人数ありました。

 

 

三者面談でよく話します。
衣笠「重い心臓病になったら、先ずどこに行きますか?
大学病院ですか? 祈祷師や霊媒師ですか?」

 

保護者「大学病院です」

衣笠「そうですよね。衣笠もそうします。大学病院で見放されたら、

その後に
祈祷師ですよね(笑)」

 

保護者講演会でお話しするのは、衣笠の経験ではなく

大学で研究された教育理論や実践の成果ですので

保護者ご自身が一人で悩まれるより多くの気づきがあるのではないかと考えています。

 

塾が大学病院と比べられるはずもありませんが

中3生を第一志望高校に合格させる指導においては、かなりの自信を持っています。

 

基礎学3回は非常に難易度が上がりますし

このテストで、かなり志望高校が決まってしまいます。

だから、それまで点数が足りていなくても

基礎学3回で目標点が達成できれば

99%志望校が受験出来て、必ず合格できます。

 

基礎学3回が本当の勝負です。

理由は
基礎学3回のテスト範囲が、ほぼ入試と同じであること

12月の期末テスト終了から1月10日までの1か月余り

世間では年末の忘年会やクリスマス会、紅白歌合戦など、ほとんどの大人は遊びモードに入ります。

そこで世間に惑わされず自分のやるべきことをやり抜いた生徒のみが

基礎学第3回の目標点が達成できます。

第3回で目標が達成できた生徒は、入試本番まで確実な勉強ができて

入試本番もきちんと得点できると学校側が考えるからです。

(塾も同じ考えです)

 

「基礎学1回(10月5日で決定)」まで95日

基礎学1回のテスト範囲はほとんどが中1と中2です。中3範囲はほとんど出ません。

中3の単元は、出題されても差がつかないくらい簡単な範囲です。

 

ここまでで、中2の基礎学から50点は上げたいです。

250点だった生徒は、300点

300点だった生徒は、350点

350点だった生徒は、400点

400点だった生徒は、430点

430点だった生徒は、455点

440点だった生徒は、460点

450点だった生徒は、470点

460点だった生徒は、480点を目標にしてください

 

塾生トップの、中2基礎学479点の生徒は

やはり490点を目標にしましょうか?!

 

 

第1回の目標達成まで、残された時間は
残り95日です。

 

第2回基礎学は
普通11月20日あたりです

基礎学1回から
45日くらいで
かつ、その間に中間テストもあるので基礎学力テスト対策はほとんどできません。

基礎学1回が終わった後、あっという間に基礎学2回がやってきます。

 

基礎学2回が終わったら直ぐに期末テストがあります。

その対策をして終わったら
12月になっています。

12月1日から1月10日まで
だいたい40日

あっという間に基礎学3回が迫ってきます。

 

たとえば城東高校志望で、基礎学2回が400点だった生徒が

この基礎学3回で360点だったら、その後の実力テストでどんなに良い点数を

とっても常識的には受験はかなり難しいです。

 

逆に基礎学2回で350点だった生徒が、基礎学3回で400点だったら

その後の実力テストによっては可能性が残っています。

 

もちろん基礎学2回で350点だった生徒が、基礎学3回で420点を取ったら

かなりの確率で城東高校を受験出来て、合格します。

 

これを徳島北高校にあてはめると

基礎学2回で300点だった生徒が、基礎学3回で260点に下がると

かなりの確率で、北高受験は難しいです

 

逆に
基礎学2回が260点で、基礎学3回が300点の場合

かなりの高確率で徳島北高校を受験して、合格できます。

 

今日から
基礎学3回(1月10日)まで
残り192日

 

入試出願締め切りの2月25日まで
残り238日

 

入試本番の3月7日(日程決定です)まで
残り248日

 

無駄にできる日は

1日もありません。

 

夏休みのすごし方が受験勉強の大きな山場とすれば

それまでの日々は

助走にあたります

「助走」をしっかり走らないと

本番を上手く乗り切れることはありません。

 

 

ここまで書いて

一部の保護者の方は

衣笠が熱心と考え

残りの多くの方は

衣笠のことを「しつこい」感じる(笑)

 

周りのスタッフは知っていますが、

塾生として迎い入れた以上

 

衣笠には

何があっても全員第一志望高校に合格して欲しいとの

強い希望と願望があります。

 

30年以上変わらない

正直な気持ちです。

 

以上よろしくお願いします。

 

塾と保護者が深い信頼で結びついて、お子さまのために

最高の環境を提供できることを心から願っています

(本心です)

令和4年7月2日

碩学ゼミナール 衣笠

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。