2022/03/05 (土) - ブログ

子供が入試本番で実力を発揮できる親の態度

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

入試本番で子どもが実力を100%発揮できるために
親ができることを考えてみました

1. 背伸びせずいつも通りの気持ちで受験本番に臨めるように配慮する。
「特別に良い点数を取ろうとしなくてもいい。普段通りやれば合格するよ」

「何も変える必要はない。いまのあなたのままで大丈夫です」等

衣笠は、必ず「あなたらしく伸び伸びと最後までやり抜きなさい」と伝えます

そしてその後に
「あなたらしいとはどんな状態?どんな様子?それを考えてみてください
背伸びをして自分をよく見せようとすると転びます」と

 

2. こどもの合格を願わない。
今までお子さんなりに一生懸命努力してきました。
高校入試の合格という側面と内面の成長という側面の両方を考えます。
もし高校入試に不合格になっても、受験勉強をやり抜いたということで
お子さんは人間的に成長したと思います。
塾生を見ても昨年4月の受験勉強開始と比べると全員大きく成長しています。そこで、万が一高校入試の結果が不合格でも、高校受験は十分意義あることだったと親が考えて覚悟する
そうすることで、子供は気が楽になって、集中して本番で実力を発揮できます。

 

よい機会なので、衣笠の子どもが今年高校入試という架空の話を考えて、自分のことを友人に語りかけるという設定で書いた以前の文章を
一部ですが載せてみます
考えに合わなければ、途中で読むのをやめて、思いっきり笑ってやってください(笑)

【前略】

本人には、結果以上に入試まで真剣に勉強できることが一番大事だと伝えました。
もちろん◎◎高校に合格して欲しいですが、入試に向けて真剣に努力することは
本人にとって何より貴重な体験になると思います。不安な気持ちと闘いながら
目標に向かって努力する自分の子どもに対して合格しても不合格でもその勉強姿勢を誇りに思います。
不合格になった時こそ(もちろん望む結果ではありませんが)、そのときこそ今まで以上に愛情込めて抱きしめて、入試までの努力を誉めてあげたいと思います。

不合格になった時こそ

「生まれてきてくれてありがとう。あなたのことが本当に大好きです。
今回の入試はよく頑張りました。とても立派でした。
非常に良い経験をしました。少し休んで、また一緒に次の目標に向かって
歩き始めましょう(父より)」

と言ってあげます
(空想の文ここまで)

 

【衣笠の考え】

結果に関わらず、溢れる愛で抱きしめるのが親の務めだと
衣笠は考えています。
ただし、それは多くの場合、親自身が突き詰めて考えていないと
いざとなった時に
子供に真逆の態度を取ってしまうこともあります。
上記内容は、衣笠が子育てをしているときの心構え・覚悟です
参考になれば幸いです。

令和4年3月4日
碩学ゼミナール 衣笠

 

昨年の12月の保護者会のパワーポイントの最期の一枚の言葉を
再掲しておきます。

高校入試 当日の言葉

「今までよく頑張ってきた!
大丈夫。心配していないよ。
この1年、頑張るあなたの姿を見られて
うれしかった。
感謝です。」
         父・母より

 

お子さんが当日いちばん実力を発揮できる言葉を考えたら
これになりました
(これは単なる個人の感想です(笑))
碩学ゼミナール 衣笠

 

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。