2021/10/29 (金) - ブログ

教科書・英語本文暗記法!

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

「英語の暗記法」を質問されることが多いので、まとめてみました。大学でのいろいろな実験データなどを見ても下の方法が効率的だと考えていますが、今回は根拠は後にして、方法だけ紹介します。

「英語」の効果的な暗記方法
碩学ゼミナール

教科書本文を暗記する場合
教科書の新出英単語を暗記する
1. desk(デスク)・机、red(レッド)赤、
student(ステューデント)生徒のように英語・日本語を
交互に発音する。暗記する英単語の最初から最後まで発音して
まずは20回発音して往復する(極端に回数に縛られる必要はない)

2. ある程度暗記できたと思ったら、日本語を隠して英単語を見ながら日本語が言えるか自分でテストしてみる
上手く日本語が言えないときは、また1.を繰り返す。

3. 英語を見て0.1秒でスラスラ日本語が言えるようになったら、何秒で全部言えるか時間を計って自分の目標タイムまで復習を繰り返す。

4. 3.が出来るようになったら、英語を書けるように練習する。英単語を指でなぞってスペルを暗記する。暗記するために、英語を発音しながら真剣に指でなぞると暗記できるが、どうしても苦手な場合は書いて覚えてもよい。ただし「つづり」(スペル)と音との関係が分からない場合は講師に聞く(フォ二ックス原理の基礎だけ学ぶと効果がある)

5. 最後に日本語訳を見ながら、一気にスペルを書いて自分でテストをする。間違いは書いて暗記してもよい。その際には必ず英単語を発音しながら書くこと。

教科書本文の暗記
1. 教科書の英文をほぼ正しい日本語に訳せるまで文法も含めて勉強する

2. まずスラスラ教科書の英語本文を音読できるようにする。発音に必要以上に神経質になる必要はない。最後まで通して音読できるようになれば、何秒で最後まで音読できるか時間を計る。自分が納得できるタイムが出るまで繰り返し挑戦する。

3. 英語本文がスラスラ読めるようになったら暗記するために読む練習に入る。英語本文と日本語の両方を見て読みながら、英語本文を暗記するために何度も何度も読む。英語を音読して、その後日本語も音読する。その逆で、日本語を音読して、続けて英語を音読するやり方も練習には有効。
取りあえず20回以上が標準

4. 次は、日本語訳だけを見ながら、英語本文がスラスラ音読・発音できるように練習する。最初は全然英語を発音できない。その場合は、英語本文を見て発音してもう一度暗記する。暗記できたと思ったら、また
日本語訳だけ見て英語がスラスラ音読・発音できるか
自分でテストしてみる。
なんとか最初から最後まで(英語を見ないで)英語が発音・音読出来たら今度はもう一度チャレンジして何秒かかるか時間を計ってみる。

納得できる速さで音読できるまで繰り返し自分で練習して時間を計る。

5. 日本語を見て、英文が口頭で音読発音できる状態になっているので、今度は日本語を見てノートに英作するつもりで英文を書く。間違ったところは何度も発音して暗記する。場合によっては、この時初めて何度も書いて暗記してもよい。

上記の方法は、社会や理科の暗記事項にも応用できる

令和3年10月29日
碩学ゼミナール  衣笠・海津

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、
香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。