2021/10/02 (土) - ブログ

授業前の「格言」と生徒の感想!

城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。

 

授業開始前の5分を使って、世界の格言を書き写してもらって
感想を書いてもらう時があります。格言は、生徒の状況を
見て、毎回衣笠が選びます。

下の2つは最近のものです。

ゲーテ(ドイツの詩人、劇作家、小説家)の⇒以下の言葉を【3回】書き写しなさい。⇒ 名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。財産を失ってもまたつくればよい。しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。

 

ドラえもん(アニメの国民的ヒーロー)の⇒以下の言葉を、【3回以上】書き写しなさい
⇒毎日の小さな努力のつみ重ねが、歴史を作っていくんだよ

 

この2つも生徒には好評でしたが、今日の格言には生徒から大きな反響がありました

 

⇒以下の言葉を【3回】書き写しなさい。 ⇒ 「あなたが無駄に過ごした“今日”は、“昨日”死んだ誰かが死ぬほど生きたかった“明日”なんだ」
【ここから解説】(昨日死んだ人の中には、今日とても大切な人と会う約束をしていた人がいたかもしれない。その人は死ぬときにせめて明日まで生きたいと思ったことだと考えます。その人にとっての「明日」にあたる「今日」を私たちは本当に大切に生きているでしょうか?自問自答してみてください)

 

上記⇒以下の言葉の感想を真剣に下に書きなさい
Aさん 今日を生きられなかった人の分も、しっかり生きようと思いました。
Bさん 毎日を無駄なく何か自分にできることをたくさん探して、やってみる ことが大事だと思った。
Cさん 1日1日がとても大きな大切なものだと思って、有意義な時間に
なるように、がんばっていこうと思った。
Dさん 私は毎日だるく、そこそこ適当に毎日過ごしているけど、それは
前に死んだ人に失礼なんだなと思いました。べつに生きたいと思って いなくても生きている人、生きたいと思っているのに死んだ人、ぜんぜん気持ちが違うんだなと思いました。これからは毎日を一生懸命に生きたいです。
Eさん 今回の言葉は今までで1番考えさせられました。昨日 亡くなった誰かのために、(今日の授業の)この3時間だけでも全力でやろうと思いました。

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。