城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
2019年【 社会科勉強法 】
今年度から、社会科の塾教材は、地理・歴史とも
の2冊がメイン教材となります。
一般的に、社会科の勉強は、まず教科書を読んで
だいたいの内容を理解する。その後もう一度教科書の内容を勉強して、大まかな内容が暗記できたと思ったら教科書準拠(教科書に沿った)問題集を解いて
自分の実力を確認するというものです。
ただ、この方法ですと、もともと社会科が好きな生徒
でないと、問題集が力がつくように使いこなせません。
結局、問題集に答えを写すだけのようになり、全く勉強が面白くなりません。
そこで、今回の新システムでは、新単元の導入理解を
教科書ワークで行います。
例を挙げて説明すると、教科書ワーク「歴史」の
天下統一への歩みのページ、織田信長のところを開けて頂いて左ページの導入の文書を見る。文章が【】抜きになっていて、何が入るかさっぱりわからない。こんな状態が普通です。右手に答えを持ち、答えの語句を見たあと、左ページのカッコ抜きの問題を見て
口で言えるようにします。
実際には、教科書ワーク(教育出版)のP46では
織田信長が全国統一を目ざす。①( )で
今川義元を破る足利義昭を追放=②( )の
滅亡 解答集では①桶狭間の戦い②室町幕府となっています。解答を見ながらカッコの中の語句を口で言えるようになるのが第一段階の目標です。まず、見開き2ページが一気に口で言えるようになることを目指して、何度も答えを見てカッコの中を暗記するように練習してください。この方法での導入に
教科書トレーニングやそのほかの問題集も試してみたのですが、教科書ワークの方が圧倒的にスムーズに
覚えられました。その上に、徳島県の高校入試では
語句を書かせる問題は、過去10年以上、教科書の
黒の太文字以外に出ていないので、語句を暗記するときは、教科書の黒の太文字が最重要です。その点
教科書ワークでは、右ページの一問一答の解答が、教科書の「黒の太文字」の問題には★がついているので
暗記に大変便利です。ちなみに今年の社会の問題でも
語句を書かせる問題の答えは、「Uターン」など全て
黒の太文字でした。
この「教科書ワーク」の勉強方法については、YOUTUBE
で
【社会の勉強法】定期テストで100点を目指せ!ワークを完璧にする暗記法【中学生向け】 ←これを何度も見てください
(昨年これで、ものすごく点が上がって、志望高校のレベルを上げた生徒が出ました)
と入力していただくと動画が見られます。よりわかりやすく説明してくれているので、可能な方はぜひこのYOUTUBEの動画をご覧下さい。
上記、第一段階の暗記(教科書ワークのカッコの中が
答えを見ないでスラスラ言える)が達成できれば、次に、暗記した問題集の範囲の教科書を普通に読んでみましょう。気になるところに線を引いて暗記しようとした時、今までより、すんなり教科書の内容が頭に入ってくるのが普通です。
この後、ワーク社会の「歴史」の同じページを
解答を見ながらカッコの中がスラスラ言えるようになるまで、練習します。最初からわからないのが当然
忘れたら答えを見て声に出して答えを読むという方法で、口に出してスラスラ言えるまで、何度も何度も
答えを見ながら練習します。一日寝たら、多くの部分は忘れますが、大丈夫です。また、答えを見ながら
カッコの中の語句が言えるようになるまで、繰り返し練習します。ここまで、一度もテキストやノートに書いていません。
最後に、口で言える自信がついたら、今度は答えを見ないでノートに問題を解いてみましょう。だいたいは正解できるけれども、いくつかは思い出せない。または、いくつかは漢字ミスがある。こうなればOKです。
ミスした問題の横に✖を付けてまたやり直してみましょう。今まで社会が苦手であった生徒も自分の実力が高まっている実感に、かなり社会への苦手意識が消えていると思います。
頑張って定期テスト・実力テスト・基礎学力テスト
自己ベスト!100点を目指そう!
平成31年4月10日
碩学ゼミナール 衣笠
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、
香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。