2012/11/28 (水) - ブログ

心を安定させるためにやってほしい3つのこと

中3クラスの授業前に話をしました。

これからの成績UPには心の安定が必要。

心が安定していて初めて、本当に勉強に集中できる。

そのためにやってほしいこととして、次の3つを紹介しました


1.自分が目標を達成した姿を頭の中でイメージ(想像)すること

  

  志望校に合格して、その高校の制服を着て校庭を歩いている姿

  志望校に合格して部活で活躍している姿、志望校の合格通知を見て

  飛び上がっている自分の姿。

  何でもいいので、自分の目標を達成した姿を、一日3分、毎日イメージする

  こと。人は頭に描いたイメージ(映像)に近づくように準備、行動を起こす本能

  がある。目標達成した自分の姿を繰り返しイメージすると、失敗の恐怖が

  うすらぎ、安定して目標達成のために努力を続けることができる    


2.感謝の心を持つこと

  

  毎日寝る前に3分間その日一日感謝することを探す

  最初は、当たり前の一日だったし、取り立てて感謝することなんかないと考え    

  3分考えても1行しかかけないかもしれない。しかし我慢して一週間続けて

  ほしい、両親への感謝。健康な自分の体への感謝。友人への感謝など自分

  でも驚くほど多くの感謝の心がわきあがってくる。そうなるとイライラや悲観的 

  な気持ちがなくなり、素直な気持ちで勉強に取り組めるようになる


3.他人のためになることをする

  

一番いいのは、やることを決めて毎日10分くらい家のお手伝いをすること

  「受験で忙しいのに、そんなことしている暇がない」という人もいると思う。

  だが、その人は本当に10分の時間がないのではなく、すでに心に余裕が

  なくなっている。焦って勉強してもいい結果は生まれない。

  成績を上げるというのは、自分のためのこと。人は、自分のためだけのこと

  に長時間取り組んでいると、心がせまくなる。お手伝いをして、日頃世話に

  なっている親に感謝されたりすると、心が温かく広くなっていくような感じにな 

  る。そうなれば、心は安定して未来に向けて進みだすようになる


  受験本番が近付くにつれ、塾生には、毎回、毎回「親孝行をしろ。親孝行をし

  ろ」と教えています。     

  「 親孝行と家のお手伝い。これは、受験合格のための最高最強の

   戦略である 」 

  

  このことを、中3生が親への感謝とともに心から理解するまで、毎年、本当に

  何度でも、何度でも授業の前に語っています。       

                                        衣笠

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