城東・徳島市立高校理数科
県立上位高校受験専門塾
碩学ゼミナールの衣笠です
ほとんどの学校で、第3回基礎学力テストの結果が返ってきました。
第1回・第2回と同様に、英語の問題が難しかったようです。
第2回は、英語長文問題に、第3回は自由英作に苦労した生徒が多くいました。
全体的に見て、学校の授業以外に英検などで学年を越えた勉強をしてきた生徒が
やはり高得点をあげています。そこで、碩学ゼミナールでも、4月からは本格的な英検講座をスタートする予定です。
また、碩学ゼミナールでは、第3回基礎学力テストに向けて、英単語、英語構文暗記を徹底しました。1月7日には、英語構文暗記コンテストを実施。SS・Sクラスでは、重要180構文の完全暗記を宿題としました。英語長文は、授業中、英語責任者の浜井先生を中心に数名のスタッフが個別指導。一斉講義では出来ない大量の英語長文の精読と弱点補強のきめ細やかな個別指導を実施しました。
昨年に続いての基礎学・英語問題の難易度上昇は、今後は中2時点から、
本格的な対策を行わないと、基礎学力テスト・英語で目標点(90点以上)達成は困難なことを強く示唆しています。
国語も、作文と古典に昨年までと変化がありました
下の文章は、今日授業中に生徒の配布したプリントからのものです。紹介します。
今回の 基礎学第3回の作文は、
「作文」という包装紙で包まれた「読解問題」だ!
複雑な、最初の条件設定の「読み取り」で勘違いすると、作文自体全く的外れなものに。
そこで、作文を書くとき
「読解問題」解法の手法で答案作成に取り組んだか?
これが一番重要な問題だ!
上の文章と下の文章のキーワードに印をつける
問題設問の文のキーワード(条件)などに丸を付ける
何を聞かれているか、何を答えたらよいか、徹底的に考えて必要な文章を書く
今までの作文と傾向が全然違うので、自分勝手に、自分の思い込みで解いてしまうと、作文が得意な生徒でも大量失点する。
文章はうまい。多分国語力もあると思う。でも、これだけ条件と違うことを書いたら、減点しないわけにはいかない。←こんな答案になってしまう。
古典は、過去10年間で一番難しかったと思う。これくらいで古典は満点とれるという過去の基準を根底から破壊した問題。
過去問を基準に勉強・準備してきた生徒は、実力不足で失点していると想像する。これは、問題の難易度上昇を予想出来なかった塾の責任でもある。今後は過去問の傾向にとらわれず、他県に合わせて標準的なレベルまで
実力錬成する必要がある。
徳島県の基礎学力テストも、明らかに5科目とも、他県同様の学力水準を要求するものになってきています。
塾の方針・指導によって、生徒が獲得する点数が全然変わってくる時代が本格的に
到来したと思います。
「一流のみが、本物のみが生き残る」
当たり前のこの常識が、
今年からは
学習塾にもあてはまると思います。
(了)
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