2018/01/11 (木) - ブログ

基礎学・入試「社会」勉強法 改訂版

   

城東高校・徳島市立高校理数科

         県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)

          受験專門塾

               碩学ゼミナールの衣笠です。

 

 本日は、第3回基礎学力テストの当日でした。それぞれの生徒が全力を出してくれたようで

 大変嬉しく思います

 下に、塾の中3生に配布した「社会」勉強法を掲載します。最終的には、地理・公民・歴史の

 教科書を全て暗記して、どのような形でも応用できるようにすれば良いのですが

 意外にそれがうまくいっていない人が多いようです

 まあ、人それぞれではありますが、何かの参考になればと紹介します。授業では、毎回解説の後にテーマを

与えて次回テストをします。その中で、塾生32名中ベスト10の氏名と点数を毎週教室に掲示しています。

中2の基礎学40点台の生徒が、中3の基礎学80点を越えるのはよくあることです。今年は残念ながらまだいませんが

基礎学社会で100点を取る生徒も、普通にいます。長文ですが、時間があるようでしたら、お読みください

 

 

KINUGASAの社会 勉強方法

【重要17項】 《ブログ用修正版》

             氏名(       )

  1. 過去問のキーワードをピックアップして、くり返し出て来る

    【レベル】の語句は完全暗記。原則、教科書の黒の太字は

    語句説明が自分でできるようにすること。

    社会が苦手な生徒は、まず黒の太字は絶対に暗記すること

    一般に、正答率の低い問題は、出題率の低い、あまり出題されない分野(ページ)の黒の太字の語句を(選択でなく)書かせる問題として出題されている

     

 

  1. 「歴史」何をどれだけ暗記すればよいか

    塾では発注した、新・重点研究(学校の新研究のようなもの)

    これで90%~95%大丈夫

     

  2. 新・重点の暗記の次は、どんな勉強方法がよいか

    ⇒教科書の重要本文勉強・何度も読む・暗記に自信の

    ない人は、何度も暗記するつもりで「音読」する

  3. どんな暗記方法が有効か?

    机に向かって、新しいことを勉強したら、テキストを閉じて

    何も見ないで、どれだけ口で言えるかやってみる←思ったほど言えない。いや、ビックリするほど、何も言えない。これは

    勉強したつもりになっているだけ。

     

    一応、流れを理解して、あとは暗記となった単元は自分のまとめノートに書き写して、持ち歩く。ちょっと暇があると、それを見るようにして、覚えたあとで、何も見ないでスラスラ口で言えるかを確認。暗記は机の前だけでやるものではない

    間を空けて、何度も同じところを復讐すると、知識が落ち着いて、定着して、暗記が強くなっていくのが実感できる

    これで、暗記に対して成功体験がつめる⇒暗記が嫌ではなくなる

    これを

    20回復習して初めて、本当に知識が身に付くと考える

    見ているだけの勉強は、脳が動いていない場合がある(多い)

     

  4. 歴史の資料はどう覚えるか。どのように活用するか。

    ⇒新・重点研究(新研究などの厚物)に載っている資料・写真を勉強・暗記する。まず完全に意味を理解して、暗記

    教科書の資料は、その掲載面積が出題頻度(出題回数)ほぼ一致する←大きく載っているものから暗記する

     

  5. 年表暗記はいくつ必要か?

    まず最重要の30←これは完璧にする

    必ず語呂合わせで暗記する。強引に数字で暗記すると

    すぐ忘れてイヤになる。友達と問題の出し合いして覚えるのが一番良い。

    次に、塾の歴史のまとめ(年表ベスト70)に進む

    ただし、第2回基礎学は、細かい年表より、ある事柄が何時代に入っているかを問われることが多いので。年表30の後は

    新・重点研究などで、時代のまとまりで、前後関係を暗記したほうが効率よく得点できると考える

    学研のまんが攻略BON!中学歴史年代暗記141は非常に良い

     

  6. 一問一答は何問を完全にすればよいか

    「歴史」分野

    夏休み塾のテスト⇒429問

    ファイナル・ステージ⇒260問

    新・重点研究社会⇒118問

    自分の現在の実力に応じて、基礎学2回までに正解率最低

    95%になるように勉強する

    ただ、はっきりしていることは、「歴史」が苦手な生徒が、歴史が得意になるスタートは、みんな一問一答を徹底して勉強することから始まっている←他の方法で、克服した人を知らない(いない)

 

  1. 暗記用まとめノートの必要性と重要性

    キレイ、人に見せるようなノートは必要ない

    机で勉強したものを持ち歩いて、暗記を完璧に詰めて

    徹底して覚えるためのノート

    歴史の流れや、人物の流れが、はっきり分かるように書く

    とにかく広いスペースを空けて書く。その後、復習した時に

    必要なら、もっと暗記する事柄を増やしたい時は書き込めるように

     

  2. 人物・出来事の時代区分の重要性←書かせる問題も出るが、

    選択問題が多いので、何度も音読してスラスラ言えるようにするのが効率の良い勉強方法←どうしても不安なところは、集中して何度も書いて覚える(書くだけで暗記しようとすると、先に進まない)何度も繰り返し復習する方が効率的

     

  3. 公民の教材

    ⇒①ワーク社会と②教科書ワークと③学校教材(テストブック等)・新・重点研究と④教科書と⑤過去問

  4. 学校の厚もの(新研究)・新・重点研究などをどう使うか

    まとめノート的な使い方が良い

    全て完全にするつもりで、勉強すること。まったく無駄はない。

    ただ、これだけでは、90点。これで暗記したものを実際の

    問題集で、解いて、固めていかないとそれ以上にはいかない

 

  1. 教科書本文「音読」暗記方法

    くり返しになるが、最初から書いて書いて覚えるだけでは

    進度が遅い、遅すぎる。見て覚えて、読んで読んで読むくらいに、気合を入れて、暗記するつもりで読むと力がつく

     

  2. 「地理」目標点別にどこまで暗記したらよいか

「地理」暗記項目

  1. 世界の主要国・位置と名前

  2. 都道府県、位置と名前と県庁所在地

  3. 地図記号

  4. 社会の新・重点研究

  5. 「地理」重要項目【暗記用】

    ~この内容で、基礎学・入試の95%をカバーしています~

  6. 社会の新・重点研究(ファイナルチェック)

    「地理」の一問一答118問P186~P189)

     

    これだけ暗記すれば、入試・基礎学の95%は解ける

    ⇒上記「地理」暗記項目の暗記

     

    ◎塾で資料読みの問題も解くので、自宅では暗記中心でも良い

    意外なことに、知り合いの名門県立高校受験専門塾では、暗記だけで資料読みの問題は解かない

     

  1. 公民の使用教材普通に学校の授業の勉強をしていれば、

    それが、身についていれば、基礎学前にまとめるだけで大丈夫

     

  2. まとめノートの活用方法←常に持ち歩いて、新しく暗記したい項目を書き加えるのがよい

     

  3. 過去問演習の意義・活用の仕方

    過去問を解いて、傾向と難易度を学んで、自分はどのテキストを完全に身につけるか決める(覚悟を決める)

  4. 時事問題対応⇒新聞1面と2面を読む(これでも大変な場合は

    真剣に見出しだけ読んでも効果大)←一応元新聞記者(衣笠)が断言します。(笑)

 

 

 

               碩学ゼミナール

 

 

 

 

 

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、

香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。

毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。

元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親

セミナーも手がける。

 

 

 

 

 

 

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