2020/12/31 (木) - ブログ

学生スタッフ 大谷将太郎先生の「卒業感想」記

城東高校・徳島市立高校理数科

県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)

 受験專門塾

     碩学ゼミナールの衣笠です。

 

医学部の大谷先生が国家試験が近づいたので碩学での勤務を卒業することになりました。そこで、碩学ゼミナールに勤務した感想を書いてもらいました。

 

徳島大学 医学部 医学科6年生 大谷将太郎

【碩学ゼミナールの感想】

 

僕は約1年半ほど碩学ゼミナールで働かせていただきました。この1年半で感じたことを書いていこうと思います。

 

碩学ゼミナールの良いポイント

 

・授業に入る講師の数が多い

 

→これは最大の長所かと思います。生徒のレベルごとにクラス分けをしているとはいえ、生徒たちの学校も異なりますし、全員同じ理解度や演習スピードでいるはずがありません。そこで補助の講師が生徒それぞれに合ったアプローチで指導している点がとてもいいと思いました。

 

・徹底的に学校教材をやりこませる

 

→中学内容では学校のテキストやワークをやれば確実に高得点が出せますが、逆にここまで自力でやり込める子はなかなかいないと思います。色んなものに手を出してやった気はするが身につかない、それよりはこれと決めた範囲を徹底的にやり込む。これは高校や大学でも通ずる考え方だと思います。

 

・モチベーションを上げさせる工夫が多彩である

 

→徳島県の高校入試は一言でいうと「びっくりするほど甘い」です。競争がなさすぎてモチベーションが全く続きません。これは捉え方次第かもしれませんが、僕はここのシステムは素晴らしいと思いました。毎回の小テストの上位を張り出す、授業前には必ず目標を書く、定期的に塾長によるモチベーションをあげるような講義が入ってくる、みんなで合宿がある。これらをうまく活用できると、高いモチベーションで勉強できるのではないかと思います。

 

 

中学生のうちには「最小努力で最大効果」を身につけておくべき

 

→生徒や保護者の方たちから、「どうしたら医学部にいけるのか、自分はどんな勉強をしていたのか」という質問を受けたことがあります。このとき僕は「客観的に自分を見つめ、将来から逆算して今の自分に必要なことをやるとよい」と答えました。今になって思うのですが、今でこそ中高生を指導する立場になって、俯瞰的に受験というものを見ることができるようになったために言えることであり、中学生の時の自分は絶対そんなこと考えれてなかったです。(高校の時に学校の先生に言われ始めたので意識し始めたような…)

 

 おそらく、勉強が好きな子以外は、勉強の優先順位は圧倒的に低いはずです。(友達→部活→ゲーム→睡眠→→→勉強くらいではないでしょうか。笑)そんな中、さすがに一切勉強しないと成績はどんどん下降していくので、ある程度はするはずですが、問題となるのは「なにを、どうやって、どのくらいやればいいか」です。

 

 僕の場合、中学生まではこの低い優先順位のまま、いかにして効率よく点数をとるかを突き詰めていました。短時間に集中して取り組み、わからない問題は質問して、家に帰ったらさっさと遊ぶ。いわゆる「最小努力で最大効果」です。このとき勘違いしちゃいけないのは、最大効果を出さないと意味がありません、それはただ怠けてるだけです。今思えばこれを心がけていたことで、高校では単純に勉強時間を増やすだけで良い結果が出たのだと思います。

 

 結局、最終的に学力が必要なところに行くためには「勉強の量と質」の両方が不可欠です。そしてこれらは自分ひとりで積み重ねるのは簡単ではありません。頑張ったつもりでも客観的にみれば大した進歩でなかったりもします。しかし、そんなときでも大事なのは「全力でやり続ける」ことです。周りの助けを借りながら、一日一日を全力で過ごせば、自ずといい結果はついてくるでしょう。そのために必要なアシストは、碩学ゼミナールでできると確信しています。

最後に

約1年半でしたが、衣笠先生を始めとした講師の皆さんには大変お世話になりました。社会人として働く上で必要なスキルが着実に身についたと感じています。本当にありがとうございました。

 

 

【衣笠の感想】
とても良質な感想だと感じました
さすが小5の時に医師を志し、自分で進路を決め
計画通りに進めてきた地力を十分に感じさせる
感想でした
お疲れ様でした。是非みんなから尊敬される
立派な医師になってください

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、

香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。

高校入試対策、基礎学対策で独自の分析・視点で指導を実施。生徒の人生を転換するくらいの高得点を目指すことを信条としている

毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。

元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親

セミナーも手がける。