城東・城南・城ノ内・徳島北高
徳島市立高校理数科 受験専門塾
碩学ゼミナールの衣笠です
ゴールデンウイーク期間中、予定通り勉強会を実施しました。
5月1日(日)午後1時~9時 中3・高校部希望者
5月2日(月)午後7時~10時 指名補習
5月5日(木)午後1時~9時 中1~中3希望者
5月1日(日)の補習時に予想以上の参加者が有り、なおかつ全員最後まで真面目に勉強に取り組んでいました。中3は主として、連休明けの実力テストの対策。中2は、塾の宿題や苦手科目の弱点克服など。質問及び希望単元の解説は、担当講師が常にそばにいますので、疑問点は 直ぐに解決できます。
勉強会は、いつものように、55分勉強して5分休憩、55分勉強して5分休憩のペースで進めていきました。4時には、近くのスーパーで購入した小さなアイスクリームの無料配布。これもそろそろ定番化しているかなあ(笑)
結構たくさん質問も出て、常時25名以上が参加していても、8時間を通して私語はゼロ。充実した時間の経過であっという間に午後9時となり、参加者全員が終わりのシートを記入して、全員明るく挨拶をして、元気に帰って行きました。
ただ、提出されたシートを読みながら驚きました
シートには、まず塾からのメッセージが書いてあります。「GWの勉強が1学期の成績を決める!今日一日でヘトヘトになるまで、頭が爆発するまで勉強をやりきれ!」
次に成績目標記入欄
その次に、質問
今日の補習の勉強態度を自己採点すると何点?⇒( )点
何があれば、何をすればあと10点UPしていましたか?
最前列で、真剣に勉強に取り組んでいた中3の女の子のシートには
「わからないところは、もっと質問をして、わかるまで聞いたらよかった」
これは「今日の勉強で分からないところがあった。質問して聞きたかったけれど、質問できなかった」ということ。
「 エ~! 」 彼女が真剣に勉強していたので、邪魔してはいけないと、 必要以上に声をかけないようにしていたのに……。
例えば、勉強の苦手な生徒には、
「質問は無い?」と声をかけて、「今のところ大丈夫です」と言われたら
その時勉強しているテキストに対して、「このテキストで少しモヤモヤ しているところを指差してごらん」と言って待つ。すると10秒位考えて、控えめにテキストのページを指差してくれる。
その部分を生徒が心の底からわかるように、熱を込めて説明する。それで、生徒の完全な理解が引き出せたら
たぶん、かなりその生徒はこちらを信用してくれて、今まで以上に熱心に勉強 してくれると思います。
参加者全員が、勉強会に参加してよかったと、本当に満足してもらいたいと指導してきたのですが…
児童精神科医の佐々木正美医師が書かれた、碩学ゼミナールにとって最重要書籍の「抱きしめよう、わが子のぜんぶ」(大和出版)にはこう書かれています。
「お父さん、お母さんはいつでもあなたの力になるよ。
苦しいときは、私たちの懐に飛び込めばいい。
そんな思いで見守り、待ってあげてください。
親が深い愛情で見守ってくれている、
待ってくれていると思えれば、
子どもは安心して、いつか必ず心を開くようになるはずです。」
この「お父さん、お母さん」が、教室では、私たち講師の役割と考えて指導に取り組んできました
その つもりでした。
でも、
まだ、まだ、まだ、まだ、 実力不足でした
それを痛感した女子生徒のシートでした
適度な疲労感と、少しの充実感と,チクチク刺すような「実力不足の痛み」を感じながら
ゴールデンウイーク初日の勉強会を終えて、帰宅しました。
この項続きます
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、
香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。
ぜひ碩学ゼミナールのHPもご覧下さい
—–