城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
7月9日(日)の中3保護者会では、思春期の特徴についてもお話しします。
思春期とは、小学校高学年から高校生くらいまでの、こころと体が著しく発達する時期を指します。
思春期の子どもには、以下のようなこころの変化が見られます。
親からの自立とアンビバレント
思春期は、子どもが自立のために依存と反発を繰り返す時期です。その相反する心の状態は「両価性(アンビバレント)」
という言葉で表されます。反発や甘えという一見すると正反対に見える子どもの態度は、日常生活に支障をきたさない程度であれば、
成長していくために必要な過程といえます。
(このアンビバレントに多くの保護者の方は驚きます。ただ、それが医学的にも自立のために、必要な反応だと理解出来れば、
その対応も
楽になります。当日は、思春期の子どもの脳の発達段階の話と共に
分かりやすく解説します)
友だちを頼りにする気持ちが強くなる
思春期の子どもは、親からの独立に対する不安や戸惑いを軽減するために、仲間を依存の対象に考える傾向が強くなります。
そのような仲間が見つからないと不安とストレスを感じやすくなります。
(この子どもの不安に対する保護者の正しい対応についても解説します)
自分はどのような存在かについて深く考える
「自分とは何者か」ということを、「自我同一性(アイデンティティ)」という言葉で表現し、それが揺らぐことを
「自我同一性の危機」と呼びました。
(この時期の子どもの心の危険性やその際の保護者の対応についても
お話しします)
「子どもの児童期までは、親が叱る、注意する、褒めるなどして、親側がコントロールできたものが、
思春期になると同じ方法では通用しなくなります。」
(思春期の子どもと向き合い、正しい対応で導くことが子どもが成績を上げ、健全に育っていくために非常に重要となってきます)
• 他人と比べない
• いつでも親は味方だという姿勢を示す
思春期は、大変対応が難しい時期ですが、その時期親が我慢強く
正しい育て方をすると、子どもが大人になって社会人になった後
間違いなく大変感謝されます。
できれば、参加された皆さんと、その感覚も共有したいと願っています。
衣笠
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。