城東高校・徳島市立高校理数科
県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)
受験專門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
中3保護者へのメール
お世話になっています
中3の高校入試を控えた保護者の方全員にメール
しています。
高校入試まで、いよいよあと8日となりました。
入試直前は、平静に見えても生徒は緊張していま
す。ある意味
この時期、生徒は塾の100倍、保護者の方を頼り
にしています。
出願した志望校がたとえ第一志望でなくても、心
からその
合格を念じてあげてください。お子様の努力して
いるところを気にかけて探して、さり気なくほめ
てください。
「あなたが頑張っているからとてもうれしい。安
心して見ていられる」などと言ってあげてくださ
い。
それに対して「頑張っていても合格しないと何に
もならない」などと(内心は喜んで)お子様が言い
返してくればメンタル面は大丈夫です。
もし出願が第一志望でない高校だったり、学校の
指導で出願先を変更したりした場合「気持ちを切
り替えた」と言っても、お子様の中にはモヤモヤ
したものが残っている場合が多いと思います。
その場合は、対応が簡単です。保護者の方が【変
更した出願高校】に受かってくれると【嬉しい】
と
お子様に伝わるようにハッキリ表現してくださ
い。
第一志望でなくても、親が喜んでくれるなら
頑張ろうと、(口だけでなく)本物のやる気がお子
様に湧いてきます。
それに対して、保護者の方が、志望校変更したこ
とを心の中で、
心の底で引きずっていると、志望校変更した高校
を【不合格】になる確率が、本当に恐ろしい程増
加します。
10倍以上に増えます。
本当は点数に余裕がある高校でも9日間消化試合で心がふわふわ
目的意識無く勉強・練習していたら、本番で思わ
ぬ凡ミスや大失敗を犯してしまいます。
志望校変更した場合は、まず保護者の方が心の中
を整理して、純粋に高校入試の【合格】を祈るピ
カピカの状態にしてください。
全ての保護者の方へのお願い
あなたが「これだけ頑張っているから、母(父)は
全然心配していない」と言って、お子様の努力、
頑張りをほめてあげてください。
心から応援してあげてください
最後に
俳優の高倉健さん(故人)が書いた初めての
著書『あなたに褒められたくて』から巻末の最後
の完結部分を紹介します。
最愛のお母さんを亡くして、それでも映画の撮影
のため、お葬式に
出席できずに母を思いながら、亡き母に語りかけ
ます。
「お母さん。僕はあなたに褒められたくて、た
だ、それだけで(略)三十数年駆け続けてこれました」と
自分の人生のエネルギーは母の誉め言葉だったと
切々と何度も何度も書いています。
日本の男性の代表のように言われていた、高倉健
さん(故人)が
初めての著書の最後に書いたのが母への愛情でし
た。
母に褒められたかった自分の正直な心情でした。
子供は親に褒められたい「生き物」です。
親に褒められると、理屈抜きで元気が出ます。
やる気も盛り上がります。
もちろん衣笠もそうです。
入試直前の緊張した今こそ
保護者の方が、笑顔で、余裕をもって
お子さんの努力・頑張りを心から
褒めてあげてください
長文、差し出がましいことお許しください。
心に沿わない場合は、思いっきり削除してくださ
い(笑)
以上、よろしくお願いします。
令和3年3月1日午前0時15分
教室にて
碩学ゼミナール 衣笠
碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴
城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。
毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。
元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親
セミナーも手がける。