2019/10/03 (木) - ブログ

第1回基礎学力テスト 保護者の方へのメール

城東高校・徳島市立高校理数科

県立上位高校(城南・城ノ内・徳島北高)

受験專門塾

碩学ゼミナールの衣笠です。

 

今日、中3生の保護者の方のご質問にお答えして
メールをお送りしました。他の方の参考にもなると思いますので、ブログで公開します。なお、「プライバシー保護」のために大幅に内容を修正した部分があります。その点、ご了解ください

 

 

○○ さま
お世話になっています。メールありがとうございました。

基礎学の件、いろいろご心配のことと存じます。

昨年が、全体的にやさしかったせいで
今年は昨年よりかなり平均点が低そうです。

国語、社会が難しく、理科も結構レベルが高い
問題があった。英語、数学は思ったよりやさし

かったというのが、塾生のトップ層の感想です。
この場合、(特に塾生以外の)普通の中3生は

まだ、理科、社会、国語の本格的な受験対策ができていないので点数はかなり低いと思います。

ことによると学校の平均点が30点台という科目もあるかもしれません(以前は、ありました)

中間テスト・実力テストと基礎学力テストは違います。基礎学力テストと入試もまた違います。

やはり中2の時から、中3の基礎学力テスト、高校入試を目標に勉強してきた生徒は、ここにきて基礎学力テストで地力を発揮します。

 

その子たちに比べて

今回は、お子様は少し苦戦するかもしれません。
ただ、それはお子様が塾に入ってまだ時間がたっていないことが原因です。

復習中心の塾ですと学校の成績を取らせるだけで精一杯です。基礎学で高得点を取るためにはそれを専門にしている塾で学んだ方が有利なのは間違いあり

ません。まだ、基礎学3回までには3カ月以上あります。ここから本気で勉強すれば十分間に合います。間に合います。

基礎学は、野球に例えると、「直球」だけでなく
ありとあらゆる「変化球」が飛んできます。今までに考えられない種類の問題が出ます。

今回の国語の漢字が多かったなどというのも、過去問にはありませんが、他県の高校入試では普通に出ています。

昨年の基礎学3回で出た「泰然自若」という四字熟語は、塾生の誰もできませんでした。
基礎学5科目合計点が470点を超えた生徒もできませんでした。

中1の入学以来ほとんど学年成績1番で、定期テストで500点満点を取ったこともある元塾生は

中3の10月から高校入試までの日々を

「今までで考えられないくらい濃かった」

と表現しました。基礎学では今までで考えられないほどの

 

「変化球」が飛んできます。それにキチンと対応できるように準備するのが、これからの「本格的な」受験勉強です。

本当の勝負は基礎学3回(1月9日)であり、高校入試本番です。

それまで、「一喜一憂せず冷静に現状を分析してやるべきことを真剣にやりぬく!」

これが最善の道だと考えます。
また、メールします
以上よろしくお願いします。

令和元年10月3日
碩学ゼミナール 衣笠

 

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、

香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。

毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。

元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親

セミナーも手がける。