2015/06/21 (日) - ブログ

受験国語「読解力養成」 最強勉強法( 塾生の質問に答えて )

 城東・城南・城ノ内・徳島北高  受験専門塾

     

                     碩学ゼミナールの衣笠です



 受験国語 「読解力養成」 最強勉強法

 

       (これは中3塾生に配布予定の文章です)


すべての勉強の基本は、音読です

一日5分、教科書を毎日音読(しっかり声を出して読む)を卒業まで続けてください。先日、塾講師の実践記録を読んでいると、国語の苦手な生徒にせめて漢字だけでも暗記させようと、個別に徹底して指導してなんども書かせてみたが全く効果が上がらなかった。そこで、2ヶ月の間とにかく声を出させて音読もさせてみようと実践したら、読解力だけでなく、漢字の定着率も向上したとの報告がありました


 5分間教科書を書き写すことも有効です。


衣笠も新聞社に勤務しながら、ジャーナリスト専門学院に夜通っていた頃、日本で一流の作家から、自分の憧れる文士の文章を書き写しなさいとアドバイスを受けて、元朝日新聞の疋田圭一郎の文章を書き写していました。


また、長男が小学校5年生の時、国語の勉強のために毎日10分教科書をノートに書き写させていました

どちらも、大変効果を実感しました。


そこで①②を毎日それぞれ5分間づつ2週間続けてみて、実力が伸びた実感のある方を10分間毎日続けても良いと思います。


当たり前のことですが、

 読書をすることも読解力をつけます

ただ、一般の方のイメージと違うのは、読書する本が教科書や名作文学でなくても同じような効果があると言われていることだと思います。新聞・スポーツ雑誌・…なんと漫画でも効果があるとの報告もあります。


 

 上記が、スポーツで言うと筋トレにあたります。次の課程として①②③と並行し   て日本語の構造を学んで欲しいと思います。


 

 おすすめ図書としては

 第一段階は

出口汪(ひろし)の新日本語トレーニング1 基礎国語力編(上)(小学館)から3冊です。

( ステップ1~5 ステップ6~10 ステップ11~15の3冊 )

これは、日本語における主語・述語の重要性とそれをもとにした要約問題への対応を訓練する内容になっています。勉強仲間の岡山S塾のK塾長は、トップ高校受験者全員に、この3冊を3回解かせているそうです。



 第二段階としては

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版] 当然のこととして、[小学生版]という表記に抵抗があると思いますが、公立高校入試・徳島県基礎学力テストの得点UPのために最適です。少し厳しい言い方をすれば、この内容が身についている生徒は国語の読解問題で点を落としていないと言えます。



 第3弾としては

読解技術の基礎の習得になります。超おすすめの本としては

〈中学入試〉国語の読解は

「答え探しの技(ワザ)」で勝つ!(早瀬律子) 文芸社

 これも中学受験の本ですが、徳島県の高校入試・基礎学力テスト対策には、最 適の本です。知らない人も多いのですが、私立中学の麻布中学や開成中学の入試問題は、公立高校の入試国語よりも難易度が高いことは

ベテラン国語講師にとっては既知の事実です。



上記④⑤⑥に関しては、「何回解いたか」の事実よりも、その内容の核心をテキストを見ないで親友に講義できるかどうか。その内容を思考の基盤として、読解問題の答えを導き出そうとしているかが、より重要に思えます。


例えば、一度問題を解いたあとに、その内容をノートにまとめてより深い内容の理解を追求するというような作業が、この内容の習得に適していると考えます。



碩学ゼミナールの国語講座は、夏期講習の期間から③④⑤の内容を盛り込みながら、本格的な基礎学力テスト・高校入試対策実践編をスタートさせます。

「超実践的な」内容で、大袈裟に言えば、問題文の内容の理解が不十分でも

確実に得点する方法を徹底的に教えます。



塾生全員が、国語の勉強を塾任せにせず

碩学ゼミナールの国語講座を受講した上で


 ②③の練習と④~⑥の勉強を

真剣に続けることができれば

来年3月の入試までには

  

  「 飛躍的に国語読解力が向上する 」


                        と断言できます。


                    

                              平成27年6月21日

                                  碩学ゼミナール 

                                    代表  衣笠邦夫










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