城東・城南・城ノ内・徳島北高
徳島市立高校理数科 受験専門塾
碩学ゼミナールの衣笠です。
高校入試まであと12日となりました。
中3クラスの近況報告
SS・Sクラスでは、徳島県入試の平成27年から20年までの
8年分を全員仕上げて毎回のチェックテストもこなして、全員2回目がかなり進んでいます。
2回目となると、全員1回目とは見違えるように速く解けるよう
になりました。
1回目は、基礎学力テストも含めた今までの問題と違う入試
問題に戸惑いがあったと思いますが勉強が進むにつれそれも慣れてきたようです。
指導しての実感ですが、基礎学第3回、合計350点くらいの
生徒の学力ですと、特に過去の徳島県入試を初めて解くと、本当に、全く全く歯が立ちません
まったく勝負になりません。
数学など、問題を最後まで平常心で読みきることも
困難なような気がします。
たとえば、手元にある、基礎学第3回の連立方程式の問題は
各年度、問題が1題全部で14行と20行と11行です。
それに対して徳島県入試は問題量が
平成23年度が61行、24年度が21行と関数・証明問題融合で
40行、26年度5番は融合問題で図が7種類(図1~図7)31行です。
毎年同じような傾向で、難易度は基礎学よりかなり高いと感じます(他県の公立入試よりも易しいとしても…)
とにかく毎年同じタイプの問題なので、指導者が問題傾向を徹底して研究して、生徒に指導すれば、入試本番で生徒がかなり有利になることは間違いありません
ただ、それを実際にやっているところを、そんなに聞きません
これをやるに際しての問題点は、
相手が普通の生徒なら
とにかく指導がめんどくさいです
全く解けずに、気落ちしている生徒を励まして
場合によっては、捨てる問題も示してあげて
ただ、得点したい問題は何度も何度も解くように指導して
告知した範囲で、テストしてもしできなければ、もう一度解き
直させて、励まして指導して…
結局、前で解説するだけでは、特に数学ついては
ほとんど効果はないと思います。
生徒と一緒になって、時に生徒を助けながら
生徒に徹底して考えさせて
悪戦苦闘して、入試問題を生徒の体に
グイグイ押し込ような指導ができたとき
徳島県の高校入試過去問の徹底演習は
入試本番を勝ち抜く
最高の指導法になると思います。
衣笠
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