城東・城南・城ノ内・徳島北高
徳島市立高校理数科 受験専門塾
碩学ゼミナールの衣笠です
今回の中2(新中3)の基礎学力テストは、理科が難しく国語が
比較的簡単だったようです。数学は、去年よりは標準的な問題
であったように思います。最後の一次関数の問題も動点が2つ
という特徴はありますが、手順通り解いていけば答えを出せた
ように思います。
塾生11名中、数学で90点以上は3名。最高点は95点。上
位2名は全部解けたと思って予想点は100点だったようなので、
とても悔しい思いをしていると思います。
この新中3クラスは、数学に関しては、今回の基礎学力テスト
対策から本格的な入試対策を開始しました。塾では、何を
どれだけ身につければ、中3の基礎学1回~3回と入試でなん点
とれるか説明して、中2Sクラスには受験対策の教材を渡し計画
的に解かせています。
今回は残念ながら中2クラスの基礎学力テストで100点はいま
せんでしたが、過去問の傾向から導き出した対策は間違って
いなかったと思っています。
特に、中2クラスで、徳島市立高校理数科および城東高校
の数理など、県下最難関校を目標とする生徒には早い段階で
一年の学習計画を提示したいと思います。
理科・社会は、塾で良い指導者に出会うと、中3一年間で、中2ま
での成績が信じられないくらい成績は上がります。高得点で安定
します。
英語は、リスニングも含めて最も対応しやすい科目なので、
基礎学・入試とも100点を目指すカリキュラムは簡単に作成
できます。碩学ゼミナールでも英語に関しては指導法が確立して
おり基礎学100点を含め、生徒が最も安定して得点している科目
となっています。
例えば、基礎学で5科目460点以上を目標としている生徒に
とって、数学・国語をどのように勉強するかが高校受験の成否
を分ける大きな問題となります。
以前、香川で教えていたとき、模試で、ずっとA判定で、そのまま
京都大学法学部に現役合格した高松高校のN君は、本番の入試
でも「たぶん2次の数学も100点だと思う」とので出来でした。
しかし、そのN君が中3の時一度だけ診断テスト(徳島の基礎
学に当たるテスト)の数学で70点台をとったことがありますが、
その原因は、単に「勉強していなかった問題が出た」ということ
です。
例えば、徳島の中3基礎学に出てくる「格子算」や等差数列
の問題や規則性の問題や図形の難問は、事前にやっていな
ければ、いくら実力があっても、なかなか解けません。
ですから塾では、塾生に対してこのカリキュラムで1年勉強すれ
ば、必ず基礎学・入試で無駄なく100点が狙えるという学習・指導
計画を示す責任があります。
碩学ゼミナールでは、今年に入って、数学の過去の基礎
学力テスト1~3回を再び全部見直して、最も効率よく全ての
問題で100点が取れる勉強法を確立しました。
その上で、秋から全国公立高校入試問題を全て解き込むことが
できれば、徳島県入試数学の対策としては万全と考えます。今年
は、新中3SSクラスで、それを実行する予定です。
国語に関しては、今年度は、今年に入ってから土曜日の午後の
通常国語講座(70分)と、そのあとにある秋元の国語(60分・
前回土曜日が最終回)と明後日最終回の日曜日6時20分からの
KINUGASAの国語(80分+大幅延長 (笑))の3講座同時進行で
指導していました。
つまり、希望者は塾で1週間に3回受験国語の授業を受けてい
たことになります。 (この国語に関しては、次回詳しく書きます)
5科目全ての科目で入試までの最も効果的な教材・勉強方法と
心構えを即座に提示できるのが一流の進学塾だと思います。
また、徳島県入試・基礎学力テストの5科目・10年分を研究し
尽くし、その傾向と対策を他の塾講師に研修・講義出来る程度
の力があることが、プロ講師の条件だとも考えます
今年一年で、かなり近づいた手応えがあった
その目標に
来年度はもっと迫っていけるように
現中3生の高校入試本番を間近に控え
講師一同改めて、
さらなる研鑽を誓っています。
衣笠
—–