2016/09/07 (水) - ブログ

「 波乱無く、感動と成長 」の夏期講習報告 ②

   城東・城南・城ノ内・徳島北高

   徳島市立高校理数科 受験専門塾

   碩学ゼミナールの衣笠です

 


 (よろしかったら「波乱無く、成長と感動の夏期講習」①からお読みください)


今年の夏期講習の中でも、最も印象深かったのが通塾合宿です。以下のようなお手紙を生徒に配布して参加者を募り、8月10日(水)~13日(土)に実施しました。

 


甘えた夏を鍛え直す!

1日10時間×4日

 

勉強ばかりする合宿

自分が変わる合宿

自分が力強くなる合宿

自分の奥底で勉強への心構えが変わる合宿

 

8月10日(水)~8月13日(土)

午後1時~午後11時 (夕食持参のこと)

 参加費用 (教材その他すべて込み)

                      25000円


 


原則的に、毎日5科目、各科目2時間。超基礎から、実力テスト~入試問題まで個別指導・過去問演習など参加者の実力向上に最適な形で指導しました。生徒の希望もあり国語の品詞分類、用言の活用なども中学範囲をこえて話し合いました。「非常に」はなぜ、形容動詞と認められているのか?とか。十分な時間が確保できたので、苦手な分野は基礎の基礎から徹底的に解説することもできました。

参考のため最終日のタイムテーブルを紹介します。

813日(土)

1:00~2:00 各自希望の科目個別指導

2:00~3:00 英語

3:00~4:00 国語

4:00~5:00 社会

5:00~6:00 各自希望の科目自立学習(質問タイム)

6:00~6:30 夕食

6:30~8:00 理科

8:00~9:00 数学

9:00~10:00 各自希望の科目勉強

10:00~11:00 ラストセレモニー

 

ラストセレモニーでは、昨年と同じく東日本大震災で多くの犠牲者を出した

階上中学校の卒業式での、卒業生代表・梶原君の答辞を大型スクリーンで

上映しました。

 

「…自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で

  私たちから大切なものを容赦なく奪っていきました。

 

  天が与えた試練と言うにはむごすぎるものでした。

  辛くて悔しくて、たまりません。

 

 しかし、苦境にあっても天を恨まず、

 運命に耐え助け合って生きていくことが、

 これからの私たちの使命です。 」

 

 

上記の答辞を聞き、東日本大震災の現実に向き合い、改めて自分たちの日常の幸せを確認しました。そして最後に、今回の合宿に参加させてくれた両親にお礼の手紙を書きました。

 

 

公開の許可の出た生徒の感想を紹介します。

 

通塾合宿の感想と今後の勉強への決意

 

Aさん「最終日、終わってしまった。初日よりは集中することができて、疲れもあまりなく。なんだかまださみしいような、お盆中、10時間勉強なんて、今までしたことが一度もなかった。初めての経験。学習報告書を見て、「あ、自分、こんなに勉強したんだ」と感じた。この経験は、自分の強みになれる。どんなことにも全力になれる。

お盆中、協力してくれた両親、手厚いご指導をしてくださった先生方。支えてくれた人全員に感謝。

     ありがとうございました。全力でこれからも頑張ります。  」

 

 

B君「連日、とてもきつかったし、みんなが阿波踊り行ってるかと思うと、うらやましさがとてもありました。

けど、やりきってみると、とても充実感を得ることができ、ちょっとだけ自信がついたようにも思えます。これから4日間やった勉強を忘れず、‘受験勉強’に励んでいけたらいいです。 」

 

Cさん「まったくできなかった数学の問題が、できるようになってうれしいです。この塾に入るまでは、数学が大嫌いでした。でも、入ってからは、数学がとても好きになり、楽しくなりました。今日は、英単語テストは10点くらい上がりました。勉強が楽しくなることは、こういうことだと、この合宿で学びました。今後は、(1日)10時間以上(の勉強)を常にキープして、内容を深めていきながら勉強したいです。来週の実力テストでは、数学と国語で80点ぐらいをねらいたいです。 」

 

D君「震災の映像を本当に久しぶりに見ました。心から普通の生活が一番の幸せだと思いました。ちょっとずつでも(成績)順位を上げ親孝行をしようと思います。 」

 

Eさん「4日間合宿をして、頭がすごくよくなった気がします。明日からはダラダラせずに一日を過ごしたいです。苦手な数学、国語、理科を中心に勉強したいです。同じ問題を何度もして、次出てきた時には、絶対間違えないようにしたいです。この4日間は勉強は楽しいことが改めてわかる4日間でした。」

 

 

ほとんど大きな混乱もなく、生徒の成長と感動に出会えた

2016年 夏期講習

 

最後にもう一度、協力してくださった多くの方、保護者の方々

そして、スタッフと生徒たちに改めて、心から感謝します。

                    

                      衣笠

 

 

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