2017/07/06 (木) - ブログ

中3夏休みの重要性 (私見に基づいて)

   城東・城南・城ノ内・徳島北高

   徳島市立高校理数科 受験専門塾

   碩学ゼミナールの衣笠です

 

中3の夏休みの重要性について、保護者にメールしたので紹介します

 

 

お世話になっています。碩学ゼミナールの衣笠です。
受験で最も大切な夏休みを前にして、今までの経験と
研究・分析してきたことを少し書いてみたいと思います。
これは、7月17日(月)の中3保護者会の導入のような話と

とらえてください。私自身が、教育指導の師匠と位置づけ、

塾講師を始める前から
そのご著書を暗記するほど、繰り返し繰り返し読んできた
教育の法則化運動創始者で、公立小学校講師向山洋一先生の
お言葉を紹介します

成績が伸びる子には、2つ特徴がある
1つは、「丁寧さ」
もう一つは、なんだと思われますか?
自分で決めたことを、毎日やり続ける「継続する力」

極端な話、この2つがあれば、今どんなに成績が悪くても、普通に(良い)指導者に巡り逢えば、間違いなく成績は伸び続けるということ。その結果、本人が目指す以上の成績が取れる

この中の「継続する力」などは、中3であれば、それまでの人生すべての時間をかけて、積み上げてきた力だと考えます。そして、それを飛躍的に高めることが出来るのが、中3受験生の夏休みだと思います。高校受験の内容であれば、まだ、講師が分担すれば県下トップの成績の生徒から、勉強が非常に苦手な生徒まで、5科目全てにおいて完全に教えきることができます。生徒の質問、要求にすべて応えきることができます。その上で、夏休み朝から夜まで、自分ひとりで勉強する何倍もの意欲と集中力で、夏休みに勉強やりきれば
生徒は、第1回基礎学力テストで点数も学年順位も自己目標が確実に達成できます。

極端な話、第1回基礎学力テストを受ける前と受けたあとでは、塾の休憩時間の雰囲気がまるで変わってきます。それほど基礎学は生徒に衝撃的です。
基礎学に関しては

生徒それぞれが目標点を持っています。しかし実際に受けてみて、答案を返されて、言葉も出ないほど落ち込むことが多いように思います。

テストを受けた後、基礎学後に生徒に出来を聞いて、本人から「300点くらいと思う」と自己採点した予想を聞いていて、実際に答案が返ってきたら240点などということは本当に日常茶飯事です。

実は、そこで後悔しても、遅い、貴重な40日の夏休みを、自分なりにマイペースで頑張って、「自己満足」してしまった結果がその点数なので。後悔しても遅い。しかも「継続する力」をより高めることなく、マイペースで過ごしてしまったら、そこからは焦りが生じます。生徒も保護者の方も点数が欲しくてしょうがなくなり、前年の復習というような、実は
成績UPには一番重要な地味な基礎作りをする心の余裕がなくなってしまいます。基礎が
不安定なのに「予想問題」の類に手を出しても結局成績は伸びません。(基礎力不足なので当たり前の事ですが…)

そこで、実際に今日7月6日(木)に、第1回基礎学とほぼ同じ問題を作成してテストしてより
確実に「現実」を知ろうという訳です。

第3回の基礎学で460点位取った塾生は、「そっくり模試」でだいたい400点くらい取っていました 第3回で400点の塾生は350点くらい。 今までの経験から
残りの日々を頑張れば、今回の「そっくり模試」から50点くらいUPは可能なようです。
これでも碩学ゼミナールは、他塾と比べて上げている方だとは思いますが
とんでもなく、とんでもなく別人のように頑張った生徒が100点以上上がった例は
複数例あります。ただ、その生徒たちは全員、夏に勉強をやりきって、ものすごく「自信」をつけた生徒たちです

もちろん中には、残念ながら、3ヶ月かかって20点しか上がらなかった生徒も極少数いた事は事実です

これは個人的な意見ですが、中3の基礎学3回の点数で、(少なくとも現役で)
合格する大学の偏差値が90%決まるような気がします。現在、高校部責任者の
鴻野先生も同意見です。

以上に関して、衣笠個人の研究と経験、他の優秀だと言われる講師の意見は一致しています

それゆえ、「【 人生 】を大きく左右する・中3の夏休み」という決意で毎年指導しています。
(了)

 

 

 

碩学ゼミナール塾長・衣笠 経歴

城西中学・城北高校・立命館大学経済学部卒 / 保険毎日新聞に記者として入社 / 帰省後、県内大手進学塾にて本部長・教務部長・校舎長、

香川7校舎統括責任者。家族(嫁、長女、長男、母)をこよなく愛する。

毎日一人ひとり全員とあいさつをした後、父のお仏壇に手を合わせるのが日課。趣味は読書と野球観戦。好きな食べ物は辛口カレーライス。

元認定教育コーチ・青少年育成協会元研究員・子育てに関しての母親

セミナーも手がける。

 

 

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